中野の逃走男 被害者が証言「大きくてびくともせず」

 窃盗の疑いで逮捕された後、東京・中野区の病院から逃走した韓国籍の男は、逃走から2日がたった今も行方が分かっていません。男の様子について、盗みの被害に遭った店の店主は「かなり大きく、突き放そうとしてもびくともしなかった」と話しています。 東京警察病院の入り口付近を走り去っていく様子が防犯カメラに写っている男は、警視庁が窃盗などの疑いで指名手配している韓国籍の金ウォン(さんずいに「元」の文字)基容疑者(64)です。 金容疑者は8月13日、中野区にあるすし店のレジから現金8万円を盗んだ疑いで逮捕されました。盗みの被害に遭った店の店主は、当時の様子について「お金をわしづかみにしてポケットに入れるところを見た。犯人を捕まえようとしたが、近くに行くとかなり大きく、抱き付いてもそのまま玄関まで引きずられた」と証言しました。店主は金容疑者を追い掛けましたが、金容疑者は裏口から逃げようとしたということです。金容疑者はこの時、肋骨などを折るけがをしたため、いったん釈放され、警察病院に入院していました。 しかし18日、入院中の警察病院でトイレに行った際、立ち会った警察官に「忘れ物を取ってきてくれ」と話し、警察官がその場を離れた隙に病院から逃走したということです。警視庁は金容疑者の行方を追っています。