目黒・女児虐待死 父親に懲役13年の判決

 東京・目黒区で5歳の船戸結愛ちゃんを虐待して死亡させた罪に問われた父親に、東京地裁は懲役13年の実刑判決を言い渡しました。 船戸雄大被告(34)は2018年1月下旬ごろから長女の結愛ちゃん(当時5)に暴行を加えるなどして死亡させたとして、保護責任者遺棄致死などの罪に問われていました。 10月15日の判決で、守下実裁判長は「もはや、しつけという観点からかけ離れ、自らの感情に任せて行われた理不尽なものだったことは明らか」と虐待の苛烈さを指摘しました。 これまでの裁判で、弁護側は被告の責任は重いとしながらも「不保護の期間や態様が最も重い部類に属するとはいえない」と訴えていました。これに対し、東京地裁は「本来守ってもらうべき親から虐待を受けるという、児童虐待事案に対して最も重い部類のもの」と指摘しました。一方で、被告がこれまでの法廷で謝罪と後悔の言葉を述べていることなどから、検察側の懲役18年の求刑に対し、懲役13年の実刑判決を言い渡しました。