「天気の子」“聖地巡礼”が人気 参拝客が急増

 東京を舞台にした映画「天気の子」が大ヒット中です。映画に登場する場所は都内に実在する所ばかりで、いわゆる“聖地巡礼”が人気となっています。 新海誠監督の最新作「天気の子」は7月の公開以来、大ヒット上映中で、観客動員数は1000万人を超え、興行収入も136億円を突破しました。新海監督の映画では、実在する場所を舞台として使用することが多く、2016年に公開された「君の名は。」では、その場所を訪れる“聖地巡礼”が話題になりました。今回の「天気の子」でも、都内にある2つの神社が登場します。 中央区銀座にある朝日稲荷神社は、拝殿があるビルの屋上に本殿があります。劇中に「廃ビルの屋上にある神社」が登場することから、朝日稲荷神社が似ていると評判になり、最近では参拝客がおよそ5倍に増えたといいます。 一方、杉並区にある高円寺氷川神社の敷地内には、公開前に「天気の子」の関係者が下見に訪れたという「気象神社」があります。ここは太平洋戦争中に旧陸軍の気象観測員が予報の的中を祈願した神社で、終戦後に高円寺に移されたということです。神社の特徴は、映画にも登場する「げたの形をした絵馬」です。昔はげたを飛ばして天気を占ったことから、それにあやかってげたの形にしたということです。この神社も参拝客がおよそ2倍に増え、絵馬の売り上げも伸びているということです。 「天気の子」効果に高円寺氷川神社の松井美加子宮司は「(もともとの参拝客は)結婚式や運動会など、晴れを願う人が多かった。(聖地巡礼で)今まで神社にお参りする機会があまりなかった人も来るので、とてもうれしいこと」と話しています。