大学生が首相に! 「未来国会」で政策発表

 大学生が自分たちで考えた政策を競う大会「未来国会」が行われ、東京から出場したチームが優勝しました。テーマは「もしあなたが総理大臣だったら」です。日本一までの道のりを取材しました。 「未来国会」は学生のインターンシップを支援するNPO法人が開いたもので、全国大会には250チームの中から選ばれた4チームの“若き政策集団”が参加しました。 9月2日の関東大会──。真剣な表情でプレゼンテーションしていたのは、東京から出場した「チームポレン」です。中央大学や大東文化大学など、都内の大学に通うメンバーが中心です。 全国大会の前日に彼らを訪ねてみると、大会で披露する政策の最終調整をしていました。「未来国会」で発表するのは、春先に多くの人が悩む「スギ花粉をゼロにする政策」です。チーム名の「ポレン」は英語で「花粉」を意味します。メンバーたちは、東京都の花粉症対策を行う担当者に話を聞いた結果、無花粉スギへの植え替えや飛散防止剤の実用化などを通して、スギ花粉ゼロを目指せるのではないかと考えました。リーダーの竹内さん自身も花粉症です。 9月19日に開かれた全国大会にはおよそ190人の若者が集まり、同世代が考えた提案に耳を傾けました。国会さながらの緊張感が漂う中、チームポレンの出番がやってきました。 10分間のプレゼンテーションは無事終了しました。国会議員らからの質疑応答に続き、会場に集まった若者たちの投票によって、結果が発表されました。チームポレンは優勝を勝ち取りました。 リーダーの竹内さんは「誰かが注目してこのような政策を打ち出し、30年後にはスギ花粉症がなくなれば」と話しました。