台風19号でも活躍 水害から守る「調節池」とは

 台風19号による大雨の影響で、東京都内でも川の氾濫が相次ぎましたが、新宿区などを通る神田川は氾濫しませんでした。過去には水害が起きていた地域を守ったのは、地下に設置された防災設備「調節池」でした。どんな施設なのか取材しました。 新宿区や中野区、千代田区などを流れる神田川は、過去には台風や大雨の時に川が氾濫するなど水害が起きていましたが、今回の大雨では河川の増水による被害はありませんでした。 地域の暮らしを守ったのが調節池と呼ばれる防災施設です。東京都は2005年、環七道路の下、地下40メートルの場所に「神田川・環状七号線地下調節池」を建設し、神田川流域の水を最大で54万立方メートルためられるようにしました。これは25メートルプール1800杯分に相当します。都によりますと、今回の大雨では貯水池の容量のおよそ9割まで雨水がたまったということです。 東京都が運用する調節池は都内に28カ所あり、都は今後も増やしていく方針です。