危険!猛毒ヒアリ 東京都内で繁殖の恐れも

 東京港の青海ふ頭で猛毒のヒアリが数多く見つかったことを受け、国や東京都が生態調査に乗り出しました。専門家は、都内で繁殖する可能性を指摘しています。 南米原産のヒアリは毒針で刺された場合、腫れや激しい痛みが生じ、強いアレルギー反応が出た場合は死に至ることもあることから「殺人アリ」と呼ばれています。 このヒアリがいま、都内の臨海部で確認されています。これまで、江東区の青海ふ頭で羽を持った女王アリが50匹見つかっていて、定着が懸念されています。女王アリは1キロほど飛ぶことができるため、繁殖範囲を広げる可能性があるということです。環境省はヒアリが見つかった周辺の小中学校や公園でヒアリの生態を調べました。今後、商業施設なども調査していく方針です。 外来生物の専門家によりますと、ヒアリは熱帯に生息するため、本来、日本の冬の寒さに耐えられませんが、「都会特有の環境」が繁殖の可能性を高めていると指摘しています。