LGBT差別発言の足立区議 委員会で何を語る?

 LGBTなど性的少数者への差別発言で批判を集めている東京・足立区の区議会議員が、区議会の委員会に出席しました。しかし、行うとしている謝罪については言及しませんでした。 自民党会派に所属する当選11回、議長などを歴任した白石正輝区議(78)は9月25日の足立区議会・本会議の一般質問で、少子高齢化の対応について「あり得ないことだが、日本人が全部L(レズビアン)、日本人の男が全部G(ゲイ)だったら、次の世代が生まれますか。1人も生まれないんですよ」「LだってGだって法律で守られているじゃないかなんて話になったのでは、足立区は滅んでしまう」などと、相次いで差別的な発言をしました。この発言に対して批判が相次ぎましたが、白石区議は「仮定の話で、差別する意図はなかった。全員がLGBTになれば子どもが生まれなくなり困るのは事実だ」と、謝罪や発言の撤回は行わないとしていました。 しかし10月12日になって、区議会のホームページに議長名義で「議長として白石議員に公の場での謝罪と発言の撤回を強く求めたところ、本人から謝罪と発言の撤回の申し出がありました」と、謝罪の意向である旨の文章が掲載されました。また、文章には20日の本会議で謝罪を行うと書かれていました。 本会議を前に、区議会では15日に特別委員会が開かれ、白石区議の出席が予定されていましたが、白石区議は委員会の開始時刻までに姿を現しませんでした。しかし、報道陣の撮影終了を見計らったかのように、カメラが退出するのと同時に、白石区議は委員会の部屋に入っていきました。 開始直後から委員会に出席した白石区議は、会議の中で差別的な発言についての言及はありませんでした。委員会の終了後、白石区議にTOKYO MXが直接話を聞こうとすると「20日の本会議までマスコミ対応は一切しないことになっている。(自民党会派の)幹事長に全部任せている。幹事長の考え方に私は従っている」と、インタビューには応じませんでした。 20日の本会議で白石区議が何を語るのか、注目されます。