東京で新型コロナ3カ月ぶり300人超 医師会「第3波と考えて」と警戒感

医師会「第3波が来ている」

 新型コロナウイルスの新規感染者が東京都内で11月11日、3カ月ぶりに300人を超えました。冬が近づくに連れて、全国で新型コロナの感染者が増加しています。 11日の東京都内は朝から寒くなり、都心で最低気温8.5℃を記録し、2日連続で今季の最低気温を更新しました。そのほか、青梅で2.9℃、八王子で3.4℃など、多くの地点で今季最低を記録しました。そして、冬に近づくに連れて増加しているのが新型コロナの感染者数です。この日、都内では新たな感染者が317人確認されました。300人以上となるのは8月20日以来およそ3カ月ぶりのことで、東京都の小池知事は改めて感染拡大防止を意識した行動を呼び掛けました。 北海道でや大阪でも多くの感染者が確認され、全国的に感染者数が増加する傾向にあります。再び感染者が全国的に増えていることについて、日本医師会の中川会長は会見で「第3波が来ている」という認識を示しました。そして、医療提供体制については「全国的な感染者の急増が続けば逼迫(ひっぱく)するのは明らか」として「国民全体で一致団結して防いでほしい」と呼び掛けました。 また、東京都医師会も感染者数の増加の比率が大きくなっていることに警戒感を示しています。東京都医師会の猪口正孝副会長は「もしこの数字がそのまま続くと、4週間後には感染者数が(東京だけで)1日当たり600人という数字になる」と警鐘を鳴らし、「年末に向けて会食の誘いも増えてくる。気温が下がって、換気が不十分な飲食店で長時間飲食することは感染リスクが高まる」と警戒を呼び掛けています。