世界の都市総合ランキング 東京5年連続3位も課題

世界の主要48都市を経済や文化、環境などの面から評価した「世界の都市総合力ランキング」で東京は3位という結果になりました。 3位の東京はスコアでかなり離されてきています。その最大の原因は今まで東京の強みだった経済が弱くなっているからです。経済や文化・交流など6つの分野に渡り都市を総合的に評価していて、東京は5年連続の3位となりましたが、上位との間に差が広がっています。その理由は東京の人口およそ1400万人と世界でも有数の巨大経済圏であることが評価された一方で自然災害のリスクの高さや働き方の柔軟性の低さが課題とあげられました。また経済や研究・開発、文化・交流では3位、4位と高評価を得ているものの、居住や環境では世界の主要都市から大きく離されている結果となりました。なぜ東京がこの2つの分野で評価が低いかというと、働き方の柔軟性が低いことや社会の自由度・平等さが低いということがあげられます。そして「環境」については再生可能エネルギー比率の低さや緑地の充実度が低いとされています。東京がよりよい街として評価されるには、こういったところが課題あげられます。 そして、東京の強みは特許登録件数や食事の魅力、そして都市空間の清潔さなどは総合ランキング1位2位のロンドン・ニューヨークに大きな差をつけて高評価を得ています。また今年は新型コロナウイルスによって、世界全体で大きな環境の変化がありました。経済の回復も大きな課題となるなか、森記念財団は来年のオリンピック・パラリンピック開催をばねにして進んでいく必要があるとしました。 来年のランキングで東京が更なる評価を受けることを期待したいです。