東京都医師会が会見「真剣勝負の3週間」 感染拡大続き、再び警戒

都医師会"真剣勝負の3週間"

 東京都内では12月22日、新型コロナウイルスの感染が新たに563人確認され、火曜日としては過去最多の人数となりました。曜日ごとの感染者数は15日から8日連続で過去最多を更新しています。感染状況が深刻度を増す中、東京都医師会は緊急会見を開き、年末年始を「真剣勝負の3週間」と位置付け、感染防止への徹底を訴えました。 東京都医師会の尾崎治夫会長は会見で「いま感染者の増加が止まる気配がない。年末年始にかけて医療体制も手薄になる。この3週間が『大切な3週間』ではないか。『真剣勝負の3週間』と言わせてもらう。どの年代が感染しているか見れば、やはり20代から50代が多い。この流れを何とか食い止めたい」と訴えました。そして、都内では23区も多摩地域も満遍なく市中感染の状況にあるとして、改めて感染リスクの高い会食を避けるよう呼び掛けました。 東京都医師会など医療従事者が参加する9団体が21日に発表した「医療の緊急事態宣言」については「危機感を国民・都民に共有してもらいたい。政府もどのようにしたら本当に有効で実践的な効果のある対策・政策を取れるか、ぜひ真剣に考えて声明を出してほしい。緊急事態宣言を出してくれと言っているわけではない」と述べました。 また、逼迫(ひっぱく)している医療提供体制について、現在の受け入れ病床数の3000床では確実に足りなくなり4000床まで増やすよう要請しているとした上で、4000床を確保する場合には一般医療のなんらかの変更を余儀なくされるとしました。いま対策を取らないと東京都内の医療提供体制はさらに逼迫すると訴えました。 多くの人の往来が予想される年末年始が近づく中、ラストチャンスと位置付けた「真剣勝負の3週間」が始まります。