東京で新たに748人感染 「静かな年末年始を」

 東京都内で12月23日、新型コロナウイルスへの感染が新たに748人確認されました。政府は対策分科会を開き「家族やいつもの仲間と過ごす静かな年末年始」を呼び掛けました。 都内では22日まで8日連続で「曜日ごとの感染者数」の過去最多を更新してきました。そして23日、過去2番目の多さとなる748人の感染が確認されたことで、9日連続で曜日ごとの過去最多感染者数を更新してしまいました。感染拡大が続き、一刻も早い有効な対策が求められる中、23日午後から政府の新型コロナウイルス対策分科会が開かれました。分科会は「東京を中心に感染者が増えている」として、年末年始の分散休暇や初詣の時間帯の分散など「静かな年末年始」を呼び掛けました。 夕方には西村経済再生相が会見を開き、全国の感染拡大を食い止めるためにも「首都圏の沈静化が鍵」として、感染リスクの高い飲食店の事業者はぜひ時短要請に応じてほしいと訴えました。また、年末年始の「収容人数1万人以上のイベント」については一時的に厳格化し、現行の「50%」の制限から「収容人数の上限を5000人にする」としました。新型コロナウイルス特別措置法の改正については、2021年1月召集の通常国会に法案を提出することを念頭に「迅速に検討していく」としました。 日本医師会も会見を開き、逼迫(ひっぱく)する医療体制に強い危機感を示しました。日本医師会の中川俊男会長は会見で、医療崩壊を招かないために政府には明確な対策を、そして国民には危機感を持った行動を求めました。さらに、国民の命を守るため身を粉にして最前線で働いている医療従事者の実情を訴え、国民に理解と協力を求めました。