家でも店でも!シューマイ人気上昇中 都内に専門店続々

 定番のおかずの一つ「シューマイ」の専門店が東京都内で増えていて、進化を見せています。また、自宅でシューマイを楽しむ人も増えるなど盛り上がりをみせています。なぜ今、シューマイが注目されているのか取材しました。 港区新橋にある「Tokyo焼売(シューマイ)マニア」は2020年2月にオープンしたシューマイ専門店です。王道のシューマイはもちろんのこと、唐辛子と山椒を練り込んだ「しびれ焼売」や、錦糸卵をまとわせた「錦糸焼売」など、味も見た目も今までとは一味違うシューマイが多くそろっています。中でも店の一押しは、ホワイトソースで煮込んだ「焼売のクリーム煮」です。 常時10種類以上のシューマイが楽しめる専門店を始めた理由について、店の中橋薫樹さんは「シューマイを食べたくても食べられる場所が少なく、1、2種類しかない店が多い。たくさんの種類を食べてもらいたいと思って専門店を作りました」と話しています。 渋谷には、鴨や仔羊を使ったシューマイも扱う「焼売酒場 小川」もあります。「元々フランス料理をやっていた」と店の小川将さんは語り、まさに中華とフランス料理のコラボレーションです。鴨のシューマイはホオズキとからしを合わせたソースで頂きます。 ほかにも、都内では相次いでシューマイの専門店がオープンしています。“シューマイのニューウェーブ”が台頭する中、2020年6月には「日本シュウマイ協会」も設立されました。シュウマイ協会の発起人で「シューマイ専門家」のシュウマイ潤さんはシューマイブームの理由を「新型コロナの影響が結構大きな要素。外食が減って家で食べる機会が増えた。家で食べる時に、選択肢として冷凍やチルドのシューマイの価値が再認識されたのが大きい」と話します。 それを裏付けるデータがあります。味の素冷凍食品によりますと、2020年の8月から12月の5カ月間、冷凍シューマイの売り上げは前年に比べ1.5倍ほどに伸びています。味の素冷凍食品は、ホームページでシューマイを使ったレシピを掲載するなど、シューマイ販売に力を入れています。 YouTubeでは、家庭で簡単にシューマイを作る動画が人気になっています。シューマイの皮をたこ焼き器の穴に押し込み、上から肉を詰め、水を入れて焼くだけという動画は、ステイホームの中、家族みんなで楽しく作れると話題となっています。 店でも家でも加熱する「シューマイ人気」で、ブームはまだまだ続きそうです。