テレワークで増加「サイレントうつ」にならないために…

 新型コロナウイルスの感染拡大で、仕事を「テレワーク」で行う人も急増していますが、問題点も指摘されています。テレワークの普及で増えているというストレス不調「サイレントうつ」についてまとめました。<なぜ、サイレントうつに?> テレワークでなぜ「サイレントうつ」が増えているのでしょうか。オンライン事業をサポートする企業・ニットによりますとまず、中にはテレワークという働き方に慣れていなかったり不向きな人もいるということを認識する必要があるといいます。 テレワークが苦手な人は徐々に精神的な疲労がたまり、不安定な状態に陥ってしまいます。普段の会社内であれば周囲の人たちが精神的に不安定になっている人の様子を見て気遣うこともできますが、テレワークではなかなかその様子にも気付かず、結果的に放置されてしまうケースがみられるといいます。本人もテレワークの環境ではなかなか周囲に自分の精神状態を伝えることができず、さらに精神的に不安定になり追い詰められてしまいます。こうなると、会社が電話をしても電話に出ず、一切連絡が取れない状態になり、突然音信不通になってしまうケースもあるということです。<サイレントうつにならないために…> では、サイレントうつにならないためにどんなことに注意すればいいのでしょうか。事業者向けの産業保険サービスを提供している企業・エムステージは、まず会社として「テレワークに不向きな人がいる」ことを念頭において、管理者や仲間同士で意識的にコミュニケーションを取ることが大切だとしています。テレワークをする部屋は明るく、小まめに換気をするなど、テレワークを行う環境を整えることも大切です。そして、医学的にも認知された「リラクセーション技法」というストレスケアに効果的な運動法を取り入れることも有効です。 今回はリラクセーション技法の中の1つである「漸進的筋弛緩法」を紹介します。まず「顔」では、5秒間眉間にしわを寄せ、顔をくしゃくしゃにした後、一気に力を抜いてポカンと口を開けます。「肩」も同じ要領で、両肩を上げて手も握って力を入れ、5秒間たったら全身の力を一気に抜きます。「腕」も同様、力こぶを作るように腕を曲げて力を入れ、5秒間たったら一気に力を抜きます。この“緩急をつける”ことが重要です。 今はなかなか外出もできず、ストレスがたまりやすい状態になっています。小さな運動で小まめにストレスケアをしていくことが大切です。