東日本大震災から10年… 地震時に役立つ情報満載

 2月13日の夜、東北地方を中心に最大震度6強を観測する大きな地震が発生しました。東京23区でも一部地域で震度4を観測しました。東日本大震災から10年を迎えるのを前にいま一度、意外と知らない防災情報をまとめました。 まず、地震が発生し、揺れている時の基本的な注意点です。トイレやお風呂など狭い場所にいた場合、扉がゆがんで開かなくなり、閉じ込められる恐れがあります。そこで、自分自身の安全を確保しつつ、窓や扉を開けて「出口」を確保しましょう。また、屋外にいた場合はブロック塀が崩れる恐れがあるので、門や塀には近寄らないでください。ガラス張りのビルも、ガラスが割れて落ちてくる恐れがあるので離れてください。 続いて、地震が起きた後の注意点です。がれきやガラスが散らばっている可能性があるため、はだしで逃げ出すことは大変危険です。室内でも厚手のスリッパや運動靴を履きましょう。また、停電した場合、家から離れて避難する時にはブレーカーを落としてください。避難している際に電気が復旧した場合、地震で切れた電気コードがショートしたり、倒れた電気ストーブなど電気製品に再び電源が入って火災が起きないようにするためです。 避難をする際にもポイントがあります。防災マップを見ると、避難の表示には2種類のマークがあります。これは「避難場所」と「避難所」が示されているためです。「避難場所」は学校や大規模な公園など、地震後の火災などから身を守るために避難する場所です。一方「避難所」は公民館や学校の体育館など、避難生活を送る施設を示しています。地震直後は地図の「避難場所」に逃げましょう。 家族同士の安否確認に便利なのが、通信アプリの「LINE」です。LINEは東日本大震災をきっかけに作られ「大事な時のホットラインとして使えるように」という思いが込められています。LINEには通常のメッセージ以外に、位置情報を相手に送ることもできます。また、プロフィール入力画面の「ステータスメッセージ」の部分に避難場所などを入力すれば簡単に自分の安否・避難状況を伝えることができます。日頃から確認しておきましょう。 最後に、実際に避難生活をしたことがある人が発信している「避難時にあったらよかったもの」をご紹介します。小さなサイズのテントは、避難所で簡単にプライベートな空間を作ることができます。女性の着替えや、小さな子どものいる家庭では子どもの寝かしつけなどにも活用できます。また、避難所ではコンセントが奪い合いになってしまうことも多いため、自分で充電できるものを用意するといいでしょう。キャンプ用品の中には、電池式で懐中電灯にもなり充電グッズとして使うことができるものもあるので便利です。そのほか、コンパクトに畳める給水用のタンクがあると便利だという声も聞かれました。