東京・青梅市で山火事 27時間後に鎮火、強風が影響か

 東京・青梅市で8万5000平方メートルが焼けた山火事は、発生からおよそ27時間後の2月24日夕方に消し止められました。 2月23日午後1時20分ごろ、東京・青梅市沢井にある2階建て住宅から「家が燃えている」と消防に通報がありました。東京消防庁によりますと、ポンプ車など68台が出動して消火活動に当たりましたが火を消し止めることはできず、この日は日没で一時中断することになりました。 東京都は翌24日未明、陸上自衛隊に災害派遣を要請し、自衛隊のヘリコプター2機が上空から放水するとともに、東京消防庁なども午前5時半ごろから消火活動を再開し、ポンプ車63台が出動しました。 2日間に及ぶ懸命な消火活動の結果、およそ27時間がたった24日午後4時すぎ、火は消し止められました。この火事で火元の住宅100平方メートルと、すぐ近くの空き家120平方メートルが全焼、さらに300メートルほど離れた場所にある寺・500平方メートルが燃え、寺の北側の山林・8万5000平方メートルも焼けました。 青梅市では当時、乾燥注意報が出ていて、火災が起きた同じ時間帯は最大風速9.3メートルを観測していることから、強風の影響で山林まで燃え広がった可能性があるということです。 この火事で、火元の家に住む60代男性が煙を吸い、喉に軽いやけどをしました。警視庁によりますと、男性は「庭でたき火をしていた。慌てて消火したが間に合わなかった」と話しているということです。