日体大で卒業式 ハンド宮崎選手、コロナ感染経験を語る

日体大の卒業式に宮崎大輔ら

 3月も半ばとなり、卒業式のシーズンを迎えています。東京・世田谷区にある日本体育大学でも15日、卒業式が行われました。若い卒業生たちと一緒に卒業を迎えた学生の中に、新型コロナウイルスに感染した元日本代表の選手の姿がありました。節目をを迎えたこの日、自らが感染した経験を語りました。 日本体育大学の卒業式は感染対策のため、「仰げば尊し」や「蛍の光」も歌わず、演奏だけで執り行われました。また、式の参加者は全員マスクを着用した上で消毒も徹底し、参加できるのは卒業生本人だけとされました。家族は晴れ姿をモニター越しでしか見ることができません。 卒業式には、若い卒業生に交ざってハンドボールの元日本代表・宮崎大輔選手(40)の姿もありました。宮崎選手はオリンピックへの出場を目指して大学に再入学していました。 宮崎選手は2020年12月、所属する事務所のホームページで新型コロナウイルスに感染したことを公表しました。宮崎選手は、感染者によくみられる症状として報告される“嗅覚や味覚を感じなくなった”という症状があり、肺を直撃するウイルスであることから「少し動いただけですぐに呼吸困難になってしまった」ことが、アスリートとして何よりもつらかったと振り返りました。 卒業という節目の日を迎えた宮崎選手は「コロナで重症化して、本当にコロナの怖さを知った」と自身の経験を語った上で「報道では感染者数が下げ止まっていると聞く。コロナにかかったら、あるいは感染させたらと、もっといろいろな面から考えてもらいたい。今後、緊急事態宣言が解除になったとしても、コロナに対する意識を持ち続けてもらえたら」と語り、改めて感染予防の徹底を訴えました。

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