「美しい歌だ」「涙を誘う」 リトアニアでウクライナ民謡を300人が歌う動画に心揺さぶられる人多数

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、ロシアのウクライナへの軍事侵攻により、近隣諸国へ避難した人は480万人以上にのぼり、ウクライナ国内で避難生活をしている人を含めた総避難者数は1100万人を超えています。

リトアニアの写真家ネリンガ・レカシウテが、YouTubeでウクライナの民謡「Chervonoyi kalyny(赤ガマズミ)」をリトアニアの首都ビリニュスに集まった300人とアカペラで歌う動画を公開。ウクライナ人歌手のエリザベタ・イズマルコバをリードボーカルに、ウクライナ国旗がはためく光景などが重なる映像となっています。

Ukrainian refugee sings with Lithuanians in support for Ukraine(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=LIUoFuSuvTM [リンク]

現在21歳のエリザベタは、2014年のロシアによるクリミア・ドンパス侵攻により、リトアニアへと逃れたといいます。2022年2月24日にはじまった軍事侵攻で、エリザベタの家族の家は再び破壊され、今も母と弟がウクライナに留まっているといいます。

エリザベタと、彼女のもとに集まった300人のリトアニア人が歌った民謡は、困難に立ち向かうウクライナ人の強さを称揚しています。

このメッセージを、スウェーデンの元首相で外交・安全保障問題のシンクタンク欧州対外関係評議会(ECFR)のカール・ビルト共同議長(@carlbildt)が「ロシアの指導者層がクレムリンでこれを見たならば、彼らはウクライナ人たちが何に反対しているのかを理解し始めるかもしれない」とTwitterで紹介。動画は200万回以上再生されています。

「美しい歌だ」「涙を誘う」「言葉はわからないがウクライナ人の決意に感動した」といった声が多数上がっていた「Chervonoyi kalyny」。現在の戦争に直面している人々を支援するプロジェクト「#standupforUkraine」では、サイトなどで寄付を募っています。

※画像はYouTubeより