アニソン界のレジェンド“影山ヒロノブ”が娘とコラボアルバム発表! 景山菜奈に直撃インタビュー「父も私も気に入ったのは……」

アニソン界のレジェンドシンガー、影山ヒロノブさん。

この度、新しいアルバム『反撃のおうちロック』を2022年3月18日にリリース。
この曲は、何とシンガーソングライターとして活躍されている娘の景山菜奈さんとの親子コラボで生まれた作品。

そんなアルバム『反撃のおうちロック』制作秘話について景山菜奈さんにインタビュー。父である影山ヒロノブさんとのアルバム制作についてや、ご自身の活動についてお話を伺いました。

景山菜奈さんインタビュー

―― 景山菜奈さんは、ダンスや作曲と幅広いイメージがありますが、現在どういった活動をされてるのでしょうか?

景山菜奈さん:今は、自身の活動としては自分で作詞・作曲・編曲した曲で踊りながら歌うというスタイルで都内で音楽活動をしています。

景山菜奈 『Wasted Nights』-Music Video-(YouTUbe)
https://youtu.be/BCEkpeU58Aw

ライブは 2年以上ストップしています。曲をただただ作っていますが、そろそろスタートしようという感じです。それプラス、父とコロナ禍に入ってからずっと一緒に仕事をしています。
その一番大きいプロジェクトが今回、3月にリリースした『反撃のおうちロック』というアルバムです。

そのアルバムは全曲私が編曲を担当しています。12曲中3曲は作曲も担当しました。

―― 元々、お父さんとめちゃめちゃ仲良しで「じゃあ作ろっか!」みたいな感じですか?

景山菜奈さん:コロナ禍に入ったのが大きなきっかけですね。

父はJam Projectというアニソンシンガーユニットのリーダーなんですが、ちょうど2020年が活動20周年だったんです。節目の年だったのでツアーとかも予定していたのですがコロナのせいで全部ごっそりなくなってしまったんです。

そこから時間が一気にできて、何かやれることはないかな?ということを考えていた時に、私もちょうど同じような状況で、ライブもできないし曲作りしかないな、という時に父に一緒にアルバムを作ってみないかと誘ってもらいました。

最初の1曲目は『ヒカリへ』

―― 最初のきっかけは?
景山菜奈さん:最初は『ヒカリへ』という曲を作りました。
『ヒカリへ』は当時の父のレコード会社であるLantisが、コロナ禍でみんな色々なことができなくなってしまった環境の中で、アーティストがクリエーターと組んで曲を配信していこう!という企画があってその時に父が作曲した曲なんです。

影山ヒロノブ – ヒカリへ
https://youtu.be/OY54PH7giw4

そこにクリエイターとして私を誘ってもらったのがきっかけです。それが始まりで、父は、ライフワークとして月に 1 回アコギの弾き語りライブをやっているんですが、コロナ禍でも無観客で配信という形で続けていたので、それに間に合わせるように作っていました。そんな感じで曲が溜まっていった結果、アルバムが出来上がりました。

―― 曲作りってどんな感じで進行していくのでしょうか?

景山菜奈さん:父が作曲した曲は、メロとアコギ、またはメロとピアノだけのファイルをもらって、こういう雰囲気でって指定をしてもらう感じでした。

例えば「ボクらのやまじん」という曲があるんですけど、アコギは少しアイリッシュな雰囲気を出すためにエドシーランぽくギターを弾いてみようとか。

逆に「これは自由に自分の感性でやってみていいよ」と言われる場合もありました。
セルフカバーの曲とかもあったので、そういうのは特に自由にやらせてもらったと思います。

父も私もお気に入りの曲は『Olympia』!


―― 自由だとすると景山菜奈さんはどんなイメージで作られるのですか? 曲って天から降りてきたり?

景山菜奈さん:私が曲を作る時は、まずコードを考えて。あ、この感じのコードでいいなって思ったらそこにメロディーをのせていきます。
私が作った曲『Olympia』という曲は、ちょうど作曲している時期が東京オリンピックの開催期間中だったんです。

私も父もオリンピック大好き人間なんで(笑)

Hironobu KAGEYAMA – Olympia (BIRTHDAY LIVE 2022 – Shibuya TOKYO)
https://youtu.be/tVbpAfj4jt8

もし開会式で父が歌ったらどんな風になるだろう……?みたいなことを想像しながら書きました。

―― このアルバムの中で1番思い入れが深い曲はありますか?

景山菜奈さん:やっぱり『Olympia』ですかね?

父も私も気に入っていて、父がこれまでアニソン歌手としてやってきたことや伝えたかったことと、オリンピックの精神には通じるものがあると思うんです。

その壮大さとかスケールの大きさっていうのはやっぱり父だからこそ歌えるものだと思うので、そこに私の派手なダンスミュージックと父のロック魂がマッチしたんじゃないかと思います。

――『反撃のおうちロック』というネーミングも一緒に作られたのですか?

景山菜奈さん:元々仮で『反撃のおうちロック』と父がつけたんです。
他に「ホームメイドなんとか〜」とかも考えたんですけど、冷静に考えると『反撃のおうちロック』ってエモいんじゃない?なんか「おうち」ていうの良くない?みたいになって結局それを使うことにしました。

変にかっこ良く英語にするより、まっすぐ伝わるからっていう話になりました。
コロナ禍の中で、色々なことが制限されたけど、「やっぱりそこに私たちは音楽で抗っていくんだ!」っていう。その“反撃”っていうことですよね。

「踊ったり、コーラスも DJ しながらやりました」アニソンDJも担当する多彩すぎる活動

―― 歌、ダンス、作曲、DJと幅広い活動されていますね。

景山菜奈さん:元々オタク気質なのかもしれないですけど、始まりはダンスで、そこから全部に繋がって行ったんです。

ダンスから音楽自体に興味を持つようになってじゃあ歌次は楽器。ある程度弾けるようになって来たから、作曲やろう、じゃあ次はパソコンで打ち込んで編曲してみよう……みたいな。結構自然に自分の興味に従って流れでここまで来ちゃってる感じではあるんですよ。

―― DJもやられていたんですよね、DJのイベントは楽しかった?

景山菜奈さん:2月18日に渋谷のDuo Music Exchangeで父のバースデイライブが開催されたのですが、そこで「反撃のおうちロック」の楽曲を披露することになり、私は初めてDJパフォーマンスをしました。

父の音楽のスタイルはアニソンで、ロックなんですが、今回の「反撃のおうちロック」は私が編曲していることもあってダンスミュージック色が強いんですよ

だから「いつもと違う演出がいいよね。じゃあ 私DJ やろうか?」みたいな提案をしました(笑)。そこからDJの先生に教えてもらって覚えました。そのライブでは私は DJ をやったり、ダンサーもやらせてもらいました。

―― えっ、DJで踊るんですか?

景山菜奈さん:踊ったりするときもあれば、コーラスをしながらDJをするということです(笑)

以前何かを表現するのに踊るなら踊る、歌うなら歌うで1本に絞ってそれを極めていった方がいいっていうのアドバイスとして言われてこともあるんですけど、私はその色んなことをやること自体が自分の強みなんじゃないかなと思っているんです。

新曲発表!『The World We Wanna Live In』

――― 今後のご予定は?

景山菜奈さん:今年は自分のシンガーソングライターとしての活動をどんどんやっていきたいですね。ライブをやりたいですし、先日サブスク(Apple Music, Amazon Music, iTunes Store, Spotify)で私のストアもオープンしましたし、そこで「The World We Wanna Live In」というコロナ禍や戦争に直面したこの世界に対する思いを描いた新曲をリリースしました。


あとは曲をもっとたくさん作ってアルバム出したいなぁ……!

――― 最後にファンにメッセージをお願いします。

景山菜奈さん:今までライブに来てくれた人にやっぱりまたお会いしたいですよね。今回の父のアルバムもそうですけど、コロナ禍で人との距離が隔絶されて、余計に人と一緒に過ごす時間の尊さだったり、ステージに立てることの感謝っていうのを身にしみて感じるようになりました。

皆さんに喜んでもらえるようないい曲を作って、いいパフォーマンスをして驚かせたいですね。色んな表現を練習してもう大道芸人みたいな欲張りでいたいですけどね。

海外のポップ・ミュージックのアーティストがすごく好きでテイラースウィフトとかブルーノマーズのライブを見に行ったんですけど、踊ったり楽器弾いたり、もう色んな演出の連続で。

「あー、もう何じゃ!?これは!?!?!?」っていちいちパフォーマンスの振れ幅に驚いている間に終わっちゃうみたいな。それがすごい理想なんですよね。

ライブは、いろんなことをして「何?何?何?」気づいたら終わってた!ぐらいに思ってもらえるように。そういうライブがしたいというのが自分の中にあるから色々やっています。

引き続き頑張ります!

――― ありがとうございました!

おまけの話:好きなガジェットは“タイマー”

――― やること多くて時間足りないとかありますか。

景山菜奈さん:時間のマネジメントは結構今自分の中でのテーマですね。

――― でも、その時その時のワクワクすることで進められてるんですよね?

景山菜奈さん:そうなんですよね。もちろん例えば DJ のイベントが近づいてきたら DJ 練習を多めにしてってというのはあるんですけど。

携帯でタイマーのアラームをかけて25分で区切りをつけるみたいな時間術(ポモドーロ)を本で読んで学びました。実際にやったら本当に集中力がうまく続くんですよね。私は 25分でどんなに作曲が乗ってきてても、ちょっと勇気がいるんですが、必ず一旦休憩します。無理に連続して長時間続けるとガクッと集中力がなくなったり、急に肩こりが来たりして、結局効率が悪くなるんですよ。

25分ってすごい少ないかと思いきや、超絶集中すると3セットぐらいで思ったよりも先まで作業が進むんですよね。

休憩は、それこそ本読むとか LINE 返すとかなんかお菓子食べに行くとかですかね。

――― 好きなガジェットは?

なのであまり珍しいものでなくて恐縮ですけど、好きなガジェットは“タイマー”です。

詳細情報

『反撃のおうちロック』

■販路限定販売
アニメイト(店舗、ECサイト)/A!SMART/ストリーミングサービスにて、現在好評発売中。

品番:HSRA-0003
価格:3,300 円(税込)
レーベル:HIGHWAY STAR RECORDS
発売元/販売元:株式会社ハイウェイスター

景山菜奈(NANA KAGEYAMA)
https://twitter.com/se7enn0706
https://www.youtube.com/channel/UC1j_MTcHYqPsmvr6CcS0RtA

東京都出身シンガーソングライター。
洋楽とK-popの影響を受けたEDMサウンドのダンスミュージックを作詞作曲編曲まで手がけ、
ダンスボーカルパフォーマンスによるライブ活動を行なっている。

from JPN TOKYO
Nana Kageyama (景山菜奈) is a Japanese singer-songwriter born in Tokyo. Hugely influenced by American pop, J-pop, and K-pop dance music, Nana creates and choreographs original dance music by herself. Learning to dance at the age of 15, she worked as a backup dancer and choreography for a variety of anime song events including Animelo Summer Live. She began her music aspirations soon after graduation university, when she started singing, songwriting, and playing guitar and pianoShe now seeks to expand her musical horizons on the international stage. ?

※写真撮影:オサダコウジ
※一部写真はTwitterより引用

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