Alc.0.7%の醸造系クラフトドリンク「正気のサタン」ってどんな味? ヤッホーブルーイングのてんちょ(井手社長)に聞いてみたよ

クラフトビールな味わいの低アルコール飲料!? 

よなよなエールを発売するクラフトビールメーカー、ヤッホーブルーイングから新製品「正気のサタン」が登場。

「正気のサタン」はクラフトビールと同じ製法・原材料を採用したアルコール度数0.7%の炭酸飲料*?“醸造系クラフトドリンク”。アルコール度数が1%未満のため、酒税法上はビールには当てはまらない低アルコールドリンク。

いったいどんな味わいなのでしょうか? 筆者は7月26日に行われたメディア発表会に参加。味わいについて、てんちょ(井手社長)にも直撃。動画とともにご紹介します。

醸造系クラフトドリンクってどんな味ですか? てんちょ(井手社長)に聞いてみた

――― どんな味わいなのですか?

てんちょ:「普通のノンアルや低アルコールの違いは“香り”ですね。IPAを思わせるようなさわやかでトロピカルなホップ香が最大の特徴です。ボディもしっかりしているので飲みごたえがあります。」

コンセプトは「酔わずに心を満たす」 クラフトビールの豊かな香味はそのままにAlc.0.7%を実現

さてさて、醸造系クラフトドリンクのウンチクを知りたい方にここからは解説!

「正気のサタン」の製品コンセプトは「平日夕食時に、酔わずに心を満たせる、低アルなのにフレーバーフルな醸造系クラフトドリンク」。0.7%と低アルコールでありながら、クラフトビールで最も人気のあるビアスタイル「インディアペールエール(IPA)」の味わいを追求。「正気のサタン」は柑橘系アロマホップと酵母が織りなすシトラスやトロピカルフルーツを思わせるフレッシュな香りが特長。

爽やかでクリーンでありながら、口いっぱいに広がるIPAらしいジューシーな味わいです。

代替品は使わない クラフトビールと同じ製法・原材料を採用

ビールは酵母による発酵を経て生み出されますが、一般的なビールテイスト飲料は発酵をさせず、原材料や製法の工夫で香味をビールに近づけています。また、出来上がったビールからアルコールを除去する製法の低アルコール飲料もあります。しかし発酵を経ず様々な原材料でビールのような風味を生み出すことや、製造途中でアルコールを足し引きすることはしたくありませんでした。クラフトブルワリーらしく、通常のクラフトビール製造のプロセスでいかにアルコール度数を抑え、豊かな香味の製品をつくるか? それがヤッホーブルーイングの挑戦だったのだそう。

1.アルコール生成を抑えながらビールらしい香りを出すためのバランスを半年かけて発見使用する酵母の選定や麦芽・ホップとの理想のバランスにたどり着くまでに、半年間に渡り合計約100通りの実験を行い、最終的に選ばれた酵母はヤッホーブルーイングのビールづくりで使用している「ベルジャンアードネス酵母」。アルコールを抑えるための短期間の発酵でもビールらしい香りを出すことに成功。

2.豊富な研究開発で培ったブレンド技術を応用したホップの組み合わせ「正気のサタン」のシトラスやトロピカルフルーツを思わせるフレッシュな香りには、豊富な研究開発で培ったホップのブレンド技術を応用しています。使用するホップは、パッションフルーツやライチを思わせる香りの「シトラ」や、マンゴーやパパイヤなどトロピカルフルーツのようなすこし甘味のあるフルーティーな香りが特徴の「モザイク」など計7種類です。また、発酵中のビールにホップを添加し香りづけをする手法の「ドライホップ」の工程では、「インドの青鬼」の約2倍のホップを使用し、低アルコールでありながらIPAの華やかな香りを実現。

3.ノンアル・低アル製品の最大の課題「水っぽさ」「麦汁感」を解決アルコール度数を抑えるために発酵を短時間で止めると酵母による糖分の分解が足りず、味わいが薄く「水っぽさ」を感じてしまったり、甘味の強い「麦汁感」が出てしまったりするのが課題でした。そこで小麦やオーツ麦を使用することで「水っぽさ」を減らし、なめらかな味わいを実現しました。また使用する麦芽量や製造中の温度管理で発酵を厳密に管理することで、甘味の強い「麦汁感」を払拭。

また「正気のサタン」は世界五大ビール品評会の一つである「インターナショナル・ビアカップ2021」の「ノンアルコール部門」で金賞を受賞しました。さらに金賞受賞の銘柄の中からまったく新しい取り組みをしている部門「アザースペシャリティ」カテゴリーでカテゴリーチャンピオンを獲得し、特に優れたビールとして認定。

味わいはお墨付きですね!

クラフトビール好きの筆者もさっそく飲んでみましたが、うまいッ! クラフトビールをしっかり飲んだ気分が味わえますが悪酔いすることなし! 午後に打合せが控えてても安心です。

飲んでみたらわかるうまさの新しいAlc.0.7%の醸造系クラフトドリンク。

「正気のサタン」は、7月27日(水)より公式ビアレストラン「YONA YONA BEER WORKS」全店で先行開栓を開始、8月2日(火)より東京都内のセブン-イレブン約2,800店舗限定で先行発売です。

製品概要

名称     :炭酸飲料(※)内容量    :350ml原材料    :麦芽、乳糖、小麦、ホップ、オーツ麦、食塩/酸味料、炭酸、(一部に小麦、乳を含む)ビアスタイル :alc.0.7% IPAアルコール分 :0.7%希望小売価格 :235.44円(税込価格)賞味期限   :製造から8ヶ月ブランドサイト:https://yohobrewing.com/satan/

※本製品はアルコール度数が1%未満のため、酒税法上はビールには当てはまりません。

<インターナショナル・ビアカップ2021 概要>

審査日     :2021年 9月24日-9月25日出品ブルワリー数:211出品ビール数  :943ビール出品国  :米国、英国、コロンビア、中華人民共和国、香港、台湾、韓国、日本引用元     :https://www.beertaster.org/medal/ibc2021_award.pdf

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