6月から入場券不正転売禁止法施行。チケット転売ヤーは何を思う?

6月から入場券不正転売禁止法施行。チケット転売ヤーは何を思う?

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◆法規制で、チケット転売ヤーは窮地に立たされるのか?

 給料は頭打ちの中で進む増税に社会保障費の増額。サラリーマンを取り巻く環境に暗雲が立ち込めている。そんな時代に会社員として働きながら、約4年前からチケット転売を始め、他にも、無在庫転売などさまざまな副業を営む三浦崇氏(仮名)。主力は人気アーティストのコンサートチケット転売。年600万円の利益を出しているという。

「なるべく多くの友人から住所を借り、名義を集めて『三代目J SOUL BROTHERS』などの人気アーティストのファンクラブに片っ端から入会し、コンサートのチケットを大量購入。それを転売するだけの簡単なものです。申し込みや売りさばく手間はかかりますが、試行錯誤を重ねた末、今では大部分をバイトに任せられるようになった。私は100名義ほど管理しているのですが、一つのコンサートで100万円近い利益が出ることもあります」

◆6月に入場券不正転売禁止法が施行

 しかし、こうしたチケット転売については、一般のファンなどの購入が困難になるなどさまざまな弊害が多く、批判の声も高まっている。そのため、近年では、チケットの高額転売を禁じる機運も上昇しており、入場券不正転売禁止法が6月に施行されることになった。そうなれば、転売ができなくなるのではないか?

 ところが、こうした疑問を三浦氏にぶつけてみると、次のような答えが返ってきた。

◆(転売は)需要がある限りはなくなりません

「法の施行で大手取引サイトが使えなくなる可能性があるので、売るのが大変になるのは確か。なので、今のうちに個人で取引できる常連客を囲い込み、サイトを通さず、お金も手渡しで決済する相対取引にシフトします。需要がある限りなくなりませんよ」

 取り締まる運営と転売ヤーのイタチごっこは当面続きそうだ。

◆<チケット転売ヤーが考えたこと>

いまのうちに相対取引可能な常連客を掴む

今後はサイトを通さない

規制の抜け道を常に探す

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