仕事に行き詰まったらやるべき3つのこと。超簡単リフレッシュ法

仕事に行き詰まったらやるべき3つのこと。超簡単リフレッシュ法

Artfully79 / PIXTA(ピクスタ)

「仕事、行き詰まった、解決方法」と検索して、この記事に行き着いた方がどれくらいいるのか気になる。または、記事のタイトルがあなたの今の悩みとマッチしたのだろうか?

◆仕事机が視野を狭くしている

 この記事を読んでいるということは、あなたは今、仕事に行き詰まっているのではないだろうか? もしかしたら、「5分だけネットを漁るか」と思って、今は少しネットサーフィンをしている途中かもしれない。脳の片隅で、なかなか解決策の見えない仕事のことを気にしているのかもしれない。

 もし、あなたが前者の場合は、5分後に仕事に戻ったときに行き詰まった仕事がスイスイ進むようになるかというと、運がよくない限り難しい。時間をかければ解決する問題でないのであれば、もっと別の方法を実践していただきたい。

 今回紹介するのは、問題解決型・クリエイティブな仕事で行き詰まったときに実践してほしい、 3つの解決方法だ。

 

 1.天井が高い場所に行くなど環境を変える

 仕事に行き詰まる状態は、視野が狭くなっている可能性がある。そして、今座っている仕事机が視野を狭くさせるスイッチになっている可能性が高い。なので、PCかメモ帳を持って、別の場所に移動してみてほしい。

 職場がフリーアドレスならば、なおさら、その仕組みを活用して、見える景色や机の雰囲気、椅子の高さが異なる場所に移動して考えてみてほしい。

◆空が見えれば視野も開ける

 一番オススメするのは、もし、会社が外のカフェで仕事をすることを許容しているのならば、会社の外に出ることだ。そして、ここが重要なのだが、「天井が高い場所」に行ってほしい。

 もし、カフェで仕事をするならば、テラス席がよい。テラス席がないならば、窓から空が見える席にしてほしい。脳神経科学の研究によると、天井が高い場所で仕事をすると、視野や発想が開けて、クリエイティブな発想ができるという研究結果があるのだ。

 これは、筆者も原稿や問題解決を考えているときに実践をしていて、効果を実感している。新しい視点で問題を捉えられるようになるのだ。

 2.歩きながら考える

 スティーブ・ジョブズ、アルベルト・アインシュタイン、アリストテレス……。彼らは、天才と言われる人たちの代表的な人物であり、そして、歩きながら思考することを実践していた人物だ。

 特にスティーブ・ジョブズは私たちの時代に生きていた人なので、歩きながら考えている人物として多くの人に知られている。「スティーブ・ジョブズは(iPhoneだけでなく)『歩きながら思考する』も発明した」というMarily Oppezzoat氏のギャグは的を得ている。

 歩きながら考えたり、立って考えるのが効果的なのは、実験ですでに証明されている。スタンフォード大学の研究によると、歩きながら考えることで、創造的な発想ができるようになるという研究結果があるのだ。

◆“あの銅像”も歩きながら考えていた?

 この歩きながら考えるというのは、1のように景色が変わるかどうかは関係なく、「歩く」という行為自体が創造性に影響を与えていることを実験を行なったMarily Oppezzo氏がルームランナーを使って証明している。

 なので、もしアイディアに行き詰まったら、椅子から立ち上がり歩きながら考えてみてほしい。きっと効果があるはずだ。もし、歩き回るのが難しい場合は、「ちょっとコンビニでジュース買いに行ってきます」というように、もっともらしい理由を作ってみてはいかがだろうか。

 また、最近はどこでも時間を潰せることができるため、歩きながら「目的もなく」音楽を聴く人が増えてきている。歩きながら音楽を聴くことが習慣化してしまうと、そこから抜け出せなくなり、本当はクリエイティブな創造ができる時間を無駄にしてしまっている可能性もあるのだ。

 もしかしたら、二宮金次郎の銅像が歩きながら勉強している姿は、「歩きながらでも勉強するほど熱心に勉強しなさい」というだけでなく、「そして、歩きながら考えると効果が高まる!」というメッセージも含まれていたりしないだろうか?

◆「仮眠」と「睡眠」の境目

 3.仮眠をする

 GoogleやNASAは仮眠室を設置している。また、日本でもスタートアップ企業や、三菱地所のような大企業も「仮眠」の効果を実感し、その導入が始まっている。

 15分〜20分程度の仮眠は集中力や生産性を高める効果があるのだ。また、そもそも睡眠時間の短い日本人には、睡眠時間を補完するのに効果的だろう。しかし、20分以上寝てしまうと脳が「睡眠」と認識してしまい、寝起きのときに大変な寝不足感があるので、オススメしない。

 3つご紹介させてもらったが、オススメなのは1か2だ。これ以上、無駄に「仕事に行き詰まった、解決方法」でネットサーフィンをするくらいだったら、今すぐ椅子から立ち上がってカフェに行くか、ちょっと出歩いて仕事をしてみてほしい。きっと、いいアイディアが生まれるはずだ。これらの効果は、私も実感している。

 さて、来週も読んでいただける方の役に立つ記事をかけるように、脳を活性化させる散歩に出かけよう。

【参考資料】

『Why we love high ceilings: Airy rooms stimulate the brain and encourage free thinking, psychologist claims 』By SARAH GRIFFITHS FOR MAILONLINE

『Want to be more creative? Go for a walk』Marily OppezzoatTEDxStanford

『Take Your Thoughts for a Walk』Marily OppezzoatTEDxStanford

『三菱地所との「仮眠室を活用した仮眠効果検証実験」結果報告 仮眠を活用することで日中の集中力向上と眠気低減を計測データで確認』株式会社ニューロスペース

【山本マサヤ】

心理戦略コンサルタント。MENSA会員。心理学を使って「人・企業の可能性を広げる」ためのコンサルティングやセミナーを各所で開催。これまで数百人に対して仕事やプライベートで使える心理学のテクニックについてレクチャーしてきた。また、メンタリズムという心理学とマジックを融合した心理誘導や読心術のエンターテインメントショーも行う。クラウドワークスの「トップランナー100人」、Amebaが認定する芸能人・著名インフルエンサー100人に選出。●公式ホームページ ●Twitter:@3m_masaya ●Instagram:@masaya_mentalist

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