自宅で妻に「すっぴん禁止」強要……松岡修造はモラ夫か?<モラ夫バスター24>

松岡修造が妻に家でも「すっぴん禁止」か「女性セブン」報道に弁護士がモラハラ指摘

記事まとめ

  • 松岡修造は超亭主関白で、妻を専業主婦として囲い込んでいると「女性セブン」が報道
  • 「すっぴん見せるな」「太った」など妻の容姿を日常的にディスっているとも
  • 「料理は作り立てを用意しろ」などと「完璧な家事」を求め「モラ夫」だと弁護士は指摘

自宅で妻に「すっぴん禁止」強要……松岡修造はモラ夫か?<モラ夫バスター24>

自宅で妻に「すっぴん禁止」強要……松岡修造はモラ夫か?<モラ夫バスター24>

<まんが/榎本まみ>

◆弁護士・大貫憲介の「モラ夫バスターな日々」<24>

 先日、ツイッターのフォロワーの方から、「松岡修造氏は、モラ夫ではないか」とのご質問を受けた。

 私は、中学生以降からテレビは見ない主義なので、松岡氏のことは、「暑くなければ夏じゃない。熱くなければ人生じゃない!」など熱い言葉をカレンダーにしている元プロテニス選手であることぐらいしか知らない。

 

 そこで、8月9日に配信された「女性セブン」の記事を読んでみた。

◆記事の限りでは、ハード・モラ夫としか思えない

 松岡氏の言葉は、どれも氏の熱いハートが伝わってきて、暑苦しい(ごめんなさい!)。熱くなければ……などは、聞いただけで熱中症で倒れてしまいそうだ。そして、若干のモラ臭もする。

 さて、記事によると、「超亭主関白」とされ、才女でテレビアナウンサーだった妻を専業主婦として囲い込んでいる。妻に対しては、「料理は作り立てを用意しろ」などと「完璧な家事」を求めるらしい。

 私は、モラ夫を「男尊女卑などの社会的文化的規範群(モラ文化)を背景に妻に対する支配を確立、維持しようとする夫」と定義している。

 妻にキャリアを諦めさせ、専業主婦として囲い込むのは、モラ夫の典型的特徴である。

 さらに、モラ夫は、性別的役割分担を信奉し、自らを家長/支配者と位置付けるので、妻に対して完璧な家事を求めることが多い。作り立てを「命令」するのは、「支配者」であるモラ夫にありがちなことである。

 さらに松岡氏は、「すっぴん見せるな」「太った」などの容姿モラを日常的に繰り出して、妻をディスると言われている。ご本人も、家庭では感情的になってしまうと自白しているとのことである。

 そして、家庭では「修造ルール」が絶対とのことであり、記事を読む限り、ハード・モラ夫としか思えない。

◆小泉進次郎氏は大丈夫か?

 人気者で、将来の首相と評されている。妻が夫につき従う、内助の功が絶対的価値観の政界で生きてきた保守政治家、体育会系である。

 モラ男と疑う要素は少なくない。一般的に、モラ男は結婚前から避妊しないことも多く、デキ婚が多い。

 官邸の同意なく、官邸前で結婚発表などできないだろうから、官邸前発表は、進次郎氏側が官邸に根回しした上での策だろう。進次郎氏は、捕まったのではなく、捕まえたと思える。

 ところで、モラ男の根本原因は、その価値観にあるので、彼の歴史認識や夫婦同姓強制主義に対する考え方が気になった。

 モラ男特有の認知の歪みは、歴史認識の歪みをもたらすことが多い。特に女性の人権を侵害してきた歴史を否定ないし修正しようとするのは、モラ文化の影響からだろう。また、モラ文化の支持者は、夫婦同姓強制主義に賛成する傾向があると思う。

 ところが、政治学者・中島岳志氏によると、進次郎氏は、歴史認識や夫婦同姓強制主義などについて、極力、明言を避けているとのことである。(中島岳志「自民党 価値とリスクのマトリクス」)

 人気者だけに、賛否の別れる問題については、慎重に自分の意見を隠しているのだろうか。

 以上、進次郎氏については、現在のところ、モラ夫になるかどうか判定できる程の情報はなかった。社会に影響力のある、人気者どうしのビック・カップルだけに、モラのない、幸福な家庭を築き、モラ文化をぶっ壊して欲しいものだ。

◆最近多い質問。質問の時点で9割方答えは出ているが……

 最近、法律相談などで、よく聞かれる質問がいくつかある。その回答と背景事情の傾向について述べたい。

質問1)うちの主人、モラですか。

?経験上、90数%の確率で、バリバリのモラ夫である。質問してみると、相談者は、大概、家事、育児についてディスられ、ガン無視されるなど日常的にモラハラを受けている。相談者もモラに気付いているから聞いてくるのだろう。

質問2)離婚したいから出て行けと言われた。夫は、離婚に同意するだろうか。

? 妻が離婚を言い出すと、80%以上の確率で、モラ夫は、離婚に反対する。結局のところ、モラ夫は、「俺様専用の女」を手離したくないし、そもそも、離婚は、家長/支配者である「俺様が決める」ことだからである。

質問3)最近、夫も優しいので、まだ我慢できるのではないか。

? おそらく、相談者は、依然としてモラを受けている。そのため、相談者は、「我慢できるか」と自問しているのである。

 「最近優しい」は、例えば、最近はディスられることが少なく、その代わり、ガン無視されているなど、モラの強度が下がっているだけに過ぎないことが多い。この段階まできていると、90%以上の確率で、妻の我慢は、既に限界を越えている。我慢を続けると、遅かれ早かれ、心身に影響が出始める。

質問4)子のためには、離婚しない方がよいか

? 面前モラがあり、妻(子の母)が不幸せな場合、その結婚生活の継続が子の幸せとはいえない場合が多いだろう。「子のため」を持ち出す程、相談者は、限界にきていることが多い。

 以上、キャリアがあっても、才女であっても、有名であっても、日本の妻たちはモラ被害を受ける。日本のモラ文化を変えていかないと、日本はダメになる。

【大貫憲介】

弁護士、東京第二弁護士会所属。92年、さつき法律事務所を設立。離婚、相続、ハーグ条約、入管/ビザ、外国人案件等などを主に扱う。著書に『入管実務マニュアル』(現代人文社)、『国際結婚マニュアルQ&A』(海風書房)、『アフガニスタンから来たモハメッド君のおはなし〜モハメッド君を助けよう〜』(つげ書房)。ツイッター(@SatsukiLaw)にてモラ夫の実態を公開中

関連記事(外部サイト)