Twitterは出会いマッチングアプリよりも恋が長続き!?<アラサー独女の婚活・恋活市場調査7>

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 今や若者にとってSNSでの匿名出会いは、リアルでの出会いとあまり大差ないものとなっている。思春期からネットの普及と共に大きくなってきた若者たちは、知らない人と交流するということに、そこまで嫌悪感を持たない。旧2ちゃんねるに始まる掲示板サイトや、かつて猛威を奮ったモバゲーやmixiなどのSNS。私自身、親から与えられたガラケーで、小学生の頃からそういったサービスに匿名登録をし、知らない人とネット上で交流していた。

 ネットと共に育った平成生まれたちは、今mixiを卒業し、TwitterやInstagramを使っている人がほとんどだろう。そしてこれらのSNSは、今”出会いの場”としてもしっかり機能しているのだ。

◆アカウント分けで出会える異性も変わる

 TwitterやInstagramから出会い、交際するという話も、20代くらいだとそれなりによく聞く話だ。ざっくり分けると、社会人はTwitterから出会うことが多く、学生はInstagramから出会うことが多い。SNSで異性と出会うには、アカウントの使い分けがいる場合がある。Instagramでは「顔がかわいいから」などの浅い理由でも知らない人をフォローしやすいため、外見のいいコは”DMナンパ”……ダイレクトメッセージでの異性からのナンパもよくある。しかし、Twitterでは、リアルアカウント(もともとの知り合いなどと繋がるアカウント)から知らない人に出会う可能性は少ない。身内向けの情報発信となり、他人からは興味を持たれづらいからだ。

 特にSNSから食事に行ったり、一夜を明かすことになるようなアカウントにはいくつか種類がある。例えば、流行のオンラインゲームをやっている人たちは、たいていゲーム用のアカウントを持っている。Twitterで仲良くなって、ゲーム内で共に遊び交流を深め、オフ会としてリアルでも出会う人たちがいる。音楽でも、同じアーティストのファン同士が交流し、チケットを協力して取って、SNS出会いで一緒にライブに行く、なんてこともある。趣味アカウントでは特に健全な出会いが多いという。そもそも身の回りに共通の趣味を持つ人が少ないからSNSで趣味友を探しているわけで、出会いとしては比較的真っ当なのである。

 真っ当ではない出会いも、SNSにはたくさんある。”裏アカウント”と呼ばれるアカウントでの交流がそれだ。InstagramにもTwitterにも、”裏アカ女子”や”裏アカ男子”と名乗るアカウントが山程存在しており、端的にいうとこれらはエロ目的のアカウントを指す場合が多い。

 裏アカウントの界隈では日夜セックスフレンドの募集などが投稿されており、昔の出会い系を匂わせるサクラアカウントも多い。最近ではパパ活募集などもSNSを通してされているので、アカウントの方向性によっては売買春や性交渉を含む出会いを求める異性からも連絡が来る。運良く性格の合う人に知り合える場合もあれば、売買春や性行為の中で金銭トラブルやレイプまがいの事件が起こることもあり、個人間のやり取りの中で相手をしっかり見抜いていかないと、痛い目に合う可能性もある。

◆健全出会いしたいなら”共感性”から異性にフォローされるべし

 では、そんな玉石混交なSNSで、健全な異性と出会うためにはどうしたらいいのか。

 まず、健全な出会いを探すためには、自身も健全な情報を投稿し、自分とどこか似ている人を探す必要がある。先に挙げた趣味だったり、仕事だったり。今のSNSは”共感性”がベースでコミュニケーションしていることが多いため、共感から繋がる出会いなら、健全な出会いも多いことだろう。

 好きな芸能人やモデルを布教するような発言からは、同じ人を推すファンからのフォローが増える可能性がある。趣味の旅行先や、仕事などで”役に立つ”ような情報を発信することでも、同じ分野に興味のある人からのフォロワーが増えるだろう。自分の発信だけでは人に届かないようなら、自分が投稿しているものと同じようなワードで検索をかけ、フォローしに行ってみるのもいい。

 では、実際フォロワー同士になってからは、どのように仲を深めていけばいいのか? フォローのとっかかりとしては、共通する話題で共感性を生むことが大事だが、いざフォロワー同士になってしまってからは、自分の意見や日々考えることなど、何気ないことを投稿するだけでいい。フォロワーとなってしまえば、タイムライン上に投稿が表示されるため、何気ない投稿でも見てもらえるようになるからだ。

 自分の性格や考えがわかるような投稿をしていくうちに、中には”この人と私、似てるかも”、”いいことを言う人だな。喋ったら面白そう”など、自分自身に興味を持ってくれる人が現れることがある。そう思ってもらうためには、今日食べたご飯やら、ペットの写真やらについて投稿しているだけではいけない。なるべく自分の思想がわかるような投稿があると、他人からも興味を持ってもらいやすい。

◆共通の知り合いがいないマッチングアプリでの関係

 実は、同じネット出会いでも、マッチングアプリでの出会いよりも、SNSを通じて出会った人たちの方が、長い関係を生みやすい。

 マッチングアプリでは、知らない人と1対1でのやり取りになるため、結局のところ相手がどういう人間か、信用しづらいというデメリットがある。メッセージで自分たちの人間性についてはやり取りすることにはなるが、結局、知り合いゼロのクローズドな関係性の中では、”自分に都合のいい話をしているだけかも”と思ってしまい、信用に足らないということもしばしばある。

 また、マッチングアプリはたいてい男性が課金することが多いため、あまりだらだらとやり取りがなされず、知り合って即リアルでも遊びに行くことになるようなパターンも多い。しかしSNSなら、実際に会うまでを長い目で吟味することができるため”思った感じと違う”というようなミスマッチも起こりにくいのである。

◆共通の趣味やフォロワーを通じてつながれるSNS

 比べてSNSでは、自分だけが相手の投稿を見ているわけではないため、その人の思想がにじみ出た発言でも、個人に対して忖度しているようには聞こえないため、信憑性が高いように感じるのだ。加えて趣味アカウントや仕事アカウントでの出会いなら、共通のフォロワーが数名できてくるような可能性も高い。同じネット出会いでも、マッチングアプリよりもオープンに付き合うことができるということから、いざリアルで知り合った時に仲良くなりやすいのだ。

 Instagramでは年代や住んでいる地域が近い人と、Twitterでは趣味や思想の近い人と出会える可能性が高い。仕事関係ならFacebookでも知り合いが増える可能性があるが、Facebookはリアルの知り合いでない人と友達になる文化があまりないため、SNSでの出会いを望むならInstagramかTwitterがおすすめだ。その他、カルチャーが好きならTumblr、アニメや漫画が好きならpixivなど、趣味ごとのSNSもあるが、そこにいるユーザーたちも、結局はInstagramかTwitterもやっている可能性が高い。

 最初のうちはフォロワーが増えない、などと悩むこともあるかもしれないが、めげずに自分と似ていそうな人をフォローしていこう。異性ばかりフォローしているといかがわしいアカウントだと思われる可能性もあるので、まずは同性のネット友達を作るところから入ると、異性からの信頼も得やすい。

 今や、一つのパラレルワールドとして,リアルと同じくらい多様なコミュニケーションがされるネット。リアルでは出会えないような人との出会いも多いはずだ。ネットが充実することで、投稿するための写真を撮ろうと思ったり、ニュースをしっかりチェックするようになったりなど、リアルも充実する副産物もある。外見より、内面を理解してくれる異性を見つけたいならおすすめだ。

<文/ミクニシオリ>

【ミクニシオリ】

1992年生まれ・フリーライター。週刊誌などにアングラな性情報、最新出会い事情など寄稿。逆ナンや港区合コンの現場にも乗り込み、恋愛経験を活かしてtwitterで恋愛相談にも回答。カルチャーにも素養がある生粋のサブカル女子。Twitter:ライタ〜ミクニシオリ

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