若年男性の2〜4割が性行為未経験。一方で浮気・不倫をしている男性が過半数

若年男性の2〜4割が性行為未経験。一方で浮気・不倫をしている男性が過半数

StockSnap via Pixabay

◆コンドームメーカーのジェクスが調査を実施

 コンドームや潤滑ゼリーなどを製造・販売する株式会社ジェクスが、全国の男女5000人超を対象にした”性”の大規模実態調査「ジャパン・セックスサーベイ2020」の調査結果を発表した。

 調査は、一般社団法人日本家族計画協会が監修し、満20〜69歳の男女5029人が回答した。

◆20代男性のセックス離れ顕著に

 これまでのセックスの経験の有無について質問すると、男性全体では「ない」が14%、女性全体では「ない」が10.6%となった。

 年代別に確認していくと、20代男性は「ない」と回答した人が39%に上る。30代でも20.1%、5人にひとりは経験がないという結果になった。20代女性で「ない」と回答したのは25.7%、30代女性では14%にとどまり、若い男性のセックス離れが顕著に見られた。

 男性に射精の頻度について問うと、「セックスはしていないが射精はしている」という回答が全体で39.9%、20代男性では51.8%にまで上り、セックスはしていないもののマスターベーションや性風俗などの利用で性欲を解消している男性が半数以上いることがわかった。

 また「セックスをしたいと思いますか」という質問に対しては、20代男性の42%が「良く思う」、27.9%が「たまに思う」と回答している。セックスしたいと思っているものの、なかなかセックスができずに、性風俗やマスターベーションで性欲を処理している実態が明らかになった。

◆女性の約半数「1年以上セックスしていない」

 また、「セックスをする目的は何か」という質問に対し、男性では「性的な快楽のため」という回答が69.8%でトップとなった。一方、女性の回答はトップが「愛情を表現するため」(56.1%)で、男性で多かった「性的な快楽のため」という回答は24.4%にとどまった。男女間でセックスする目的が異なっているようだ。

 また「セックスの時に痛みを感じることがあるか」と問うと、「ある」と回答したのは男性が14%なのに対し、女性は62.4%と4倍もの差があった。年代別に見ると、20代女性は74.1%、30代女性は63.5%が「痛い」と回答している。性交渉の経験不足や妊娠、性感染症への不安から痛みや抵抗感を感じている可能性もある。いずれにせよ、女性たちの多くがセックスで痛みを感じており、「性的な快楽のため」にセックスしていないことの裏付けにもなった。

 「セックスをしたいと思うか」という質問に対しても、男性は全体の77.9%が「思う」と回答しているのに対し、女性は41.4%にとどまっている。

 そういった目的意識のすれ違いもあってか、「1年のセックス回数」について質問すると、「この1年以上していない」という回答は、男性全体で41.1%、女性全体で49.5%にも及ぶ。2017年の同調査結果から見ても、男女共に4.3ポイントずつ上昇しており、セックスレスの問題は徐々に深刻化しているといえる。

 日本家族計画協会が実施する「男女の生活と意識に関する調査」の2016年の結果と比較しても、婚姻関係にあるカップルでセックスレス化が進んでいることが判明しており、1年以上セックスをしていない男女に「どれくらい前からか」を問うと、男性では平均8.7年、女性では平均9.6年となった。

◆カップル間の「セックスレス進行」の反面、浮気や不倫は上昇傾向?

 本来最も性欲にあふれるはずの20代、30代のうちから、セックスをしない、できないという男女が増えている。それは婚姻関係にあるカップルも例外ではなく、全体でセックスレス化が深刻化している現状だ。

 にも関わらず、だ。「現在恋人や結婚相手以外の人とセックスしているか」を問うと、男性では41.1%、女性でも31.4%が「している」と回答した。女性でも3割以上がパートナー以外とセックスしているという現状は意外な結果となった。

 特に20代男性では54.6%、30代男性では52.1%と過半数が浮気・不倫をしている。

<文/ミクニシオリ>

【ミクニシオリ】

1992年生まれ・フリーライター。週刊誌などにアングラな性情報、最新出会い事情など寄稿。逆ナンや港区合コンの現場にも乗り込み、恋愛経験を活かしてtwitterで恋愛相談にも回答。カルチャーにも素養がある生粋のサブカル女子。Twitter:ライタ〜ミクニシオリ

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