小泉大臣「ゴミでスニーカー」発言に「また変な事を」と批判

小泉進次郎氏が「瀬戸内海のごみで国産スニーカー製造」を提案 昨年レジ袋が有料化

記事まとめ

  • 瀬戸内海の水質改善などを定めた「瀬戸内海環境保全特別措置法」の改正案が国会提出
  • 小泉進次郎環境大臣は取材に「瀬戸内海のごみで国産スニーカーの製造はどうか」とも
  • 小泉氏がすべきは、小手先のプラごみ対策ではなく、将来を見据えた対策、と担当記者

小泉大臣「ゴミでスニーカー」発言に「また変な事を」と批判

小泉大臣「ゴミでスニーカー」発言に「また変な事を」と批判

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瀬戸内海の水質改善や環境保全などを定めた「瀬戸内海環境保全特別措置法」の改正案が国会に提出され、小泉進次郎環境大臣(39)が3月13日、『中国新聞』のインタビューに答えた。廃棄物の再生について問われた進次郎氏は「瀬戸内海のごみで国産スニーカーを製造したらどうか」と発言し、ネットで批判が殺到している。

同法案には、海洋プラスチックごみを含む漂流ごみの除去や発生源の抑制と対策も盛り込まれている。進次郎氏はインタビューの中で、「プラスチックは二酸化炭素(CO2)を大量に出す石油から作られる。使い捨てプラスチックを減らせば気候変動対策になり、瀬戸内海はモデル地域になる。閉鎖性海域で外洋から流れ着くごみはほとんどない。地域を挙げて排出抑制をすれば目に見える効果が出る。同時に『アップサイクル』を進めたい」と話している。

「アップサイクル」とは、不要なものを単に資源として再利用するリサイクルに対し、それらをより価値の高いものに生まれ変わらせるというアイデアで、近年注目されている。そして、その「アップサイクル」の具体案として、進次郎氏は記事で次のように語っていた。

「国内外のスポーツ用品メーカーは既に海洋プラごみから服や靴を作っている。瀬戸内海のごみで国産スニーカーを製造したらどうか。廃棄物を新たな資源として回す『サーキュラーエコノミー(循環経済)』を推進したい」

これにはネットも総ツッコミ。

《まーた変な事を言い出した》
《もう大人なんだから思い付きで行動するのやめろ》
《キッザニア感覚で大臣やってるのか》
《余計にエネルギーと金がかかる》
《大臣辞めてベンチャーでもやれば?》
《もう喋らないほうがいい》
《誰か周りに止める奴はおらんのか?》
レジ袋もスプーンもごみスニーカーもぜんぜん楽しくないしセクシーじゃない》

昨年7月からレジ袋の有料化が始まり、今年度の国会で法案が成立すれば、早くて来年の春からコンビニのプラスチックスプーンなども有料化となる。

「ゴミ袋やスプーン有料化の効果なんてたかが知れています。小泉氏本人も、『レジ袋有料化でプラスチックごみの問題は解決せず、目的でもない』と明言しています。国民の意識を変えるためだと言っていますが、本気で環境問題を解決したいならば、大臣としてやるべきはそんなことではないはず。

プラスチックは低コストで利便性が高いので、人類が手放すのは難しいんです。例えば、フリースなどは洗濯すると大量のマイクロプラスチックが流れ出ます。しかし、メーカーには使いやすい。だから、本来は国家プロジェクトレベルで新素材の開発を支援するなど、プラに代わる選択肢を増やさないといけないんです。

小泉氏が環境大臣としてすべきは、小手先のプラごみ対策ではなく、将来を見据えた抜本的な対策ではないでしょうか」(環境省担当記者)

「まずは国民に負担を負わせる」だけでは、人の心は付いてこない。

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