尾身会長ブチ切れにバッハ陣営「呼ばれたから来た」の呆れた反論

尾身会長ブチ切れにバッハ陣営「呼ばれたから来た」の呆れた反論

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「(バッハ会長は)なんで来るのか。銀座も1回行ったはずだ。必要ならなぜオンラインでできないのか」

こう語ったのは新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長(72)。

各メディアによると尾身氏は8月25日に行われた衆院厚生労働委員会で、東京パラリンピック開会式のために再来日した国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(67)に苦言を呈したという。立憲民主党の尾辻かな子氏(46)からバッハ会長の対応についての見解を問われた際、こう答えたのだ。

「今、人々にテレワークを要請してるわけですよね。そのときに、今回また来るんで、バッハ会長のあいさつが必要なら、なぜオンラインでできないのかっていうのはこういうことですよね。国民にお願いしてるんだったら、リーダーはオリンピックのリーダー、バッハ会長なんでわざわざ来るのかと。そこでは、そういうことをなぜ普通のコモンセンス(常識)ならできるはずなんですね。もう一回来たから、銀座も一回行ったんでしょうと。専門家としてではなく、一般庶民としてそう思います」

バッハ会長は、オリンピック閉会式後にいったん帰国。パラリンピック開会式前日の23日に再来日したことで波紋を呼んでいた。

そんなバッハ会長や日本政府の新型コロナウイルス対策に対し、ついに“キレた”尾身氏。ネットでは称賛の声が上がった。

《ここまで正面切って、バッハさんを批判できる人、すごい!言ってくれて、ありがとう》
《尾身さん、良く言ってくれました。誰かが言わないといけないと思ってましたが、政府関係者は誰も言えないでいる。国民には厳しく、海外からの来賓?にはルールも無視(隔離も無し)これじゃぁ、緊急事態宣言ってなんだよってなる。ただ、バッハが来てから言っても遅いよね。来る前に言ってほしかった》
《本来、政府が国民に自粛をお願いしているのだから、政府がバッハ会長に言うべきこと。それを政府や大会組織委員会が何も言わず、尾身さんが言わざる得ない今の状況がおかしいです。政治家の一人や二人、こういったことを言ってくれれば、まだわかりますが、誰もこの件を指摘しないのが、今の与党のヤバいところです》

いっぽう25日、JNNによると政府分科会の尾身会長の「なんで来るのか」という発言を受けてIOCはこうコメントしたという。

「バッハ会長はIPC(=国際パラリンピック委員会)に招待されて東京を訪れている。それは日本政府によって承認されている」

つまり、“呼ばれたから来た”というバッハ陣営の呆れた反論――。26日にはIPCのクレイグ・スペンス広報部長も定例会見で「日本政府の承認も受けている。必要なことはすべてされていた。マスクもしていたし、ソーシャルディスタンスもとっていた」と反論していた。

だが、ネット上ではまたしても手厳しい声が相次いでいる。

《だから、その政府の判断が間違いなんだと言っておるのだよ》
《招いたIPCも招かれたからと来日したバッハも軽率》

そんななか、バッハ会長が25日夜にひっそり離日していたと報じられた。果たして彼に、尾身会長や日本国民の声は届いていたのだろうか。

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