河野太郎大臣の行革スピード 迅速さに研究者から絶大な支持

河野太郎大臣に研究者たちから喝采 Twitterの投稿に1.7万件の「いいね」

記事まとめ

  • 河野太郎大臣がTwitterで研究者に向けて投稿し、多くのリツイートといいねが押された
  • 資金の合算使用が可能になったり、若手研究者の雇用不安定さが解消される可能性がある
  • 河野大臣に総理大臣になってほしいと思ってる研究者は少なくないと、研究者は語る

河野太郎大臣の行革スピード 迅速さに研究者から絶大な支持

河野太郎大臣の行革スピード 迅速さに研究者から絶大な支持

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あまり知られていないが、河野太郎行政改革担当大臣(57)がまたしても研究者たちから喝采されている――。

11月27日、河野大臣はツイッターで「研究者の皆さまへ」として下記のようなツイートを投稿。

《研究者の皆様へ。競争的資金と運営費交付金の合算使用可能ということを各所管官庁から通知します。令和4年度から科研費の内定通知を2ヶ月前倒しして、2月に採択通知を出します》

瞬く間に4,000件を超えるリツイートと1.7万件の「いいね」が押された。

ちょっと分かりにくいが、これは前半と後半で2つの別の話をしていると語るのは、全国紙記者。

「平たく言うと、前半は、各省庁に申請して審査に通るともらえる『競争的資金』と、文科省から大学を経由して研究者に分配される予算である『営費交付金』という別の2つの資金を合算して使えるようにするという話です。後半部分の『科研費(科学研究費助成事業)』とは『競争的資金』の一つで、これまでは科研費の通知は4月上旬に来ていたのですが、河野大臣はそれを2月に前倒すと宣言したのが後半部分なのです」

これが何を意味するか、若手研究者が解説する。

「これまでは資金の合算使用ができないために高額機器を導入しにくかったり、年度末の予算消化の調整が難しく、3月末には“大学生協でクリップを買って1円単位の調整をする”という馬鹿らしいことが当たり前にされていました。

また、科研費の内定が4月に出るということは、新年度が始まるまでその年に使える予算がわからないということ。ポスドクなどの若手研究者を雇用したくても、4月スタートで雇用できないため、若手研究者の雇用の不安定さも招いていました」

今回の河野氏の改革について、前出の全国紙記者は次のように評価する。

「実は、こうした改革はこれが初めてじゃないんです。菅政権発足当初、『縦割り110番』が話題になりましたが、河野さんは現政権以前から行革大臣として個人のSNSで意見を吸い上げ、スピーディーに改革していたんです。一般的にはあまり知られていませんが、研究者たちからは絶大な評価を受けています。国会で審議するようなことじゃないけど、まさに縦割りの弊害というような、本当ならすぐに解決できるけど放置されてきた細かな問題を”鶴の一声”で解決してきているんです」

研究者たちが「伝説的」と語り継ぐのが、2016年に「Word罫線問題」をあっという間に解決した対応だ。

当時、行革担当大臣だった河野氏がツイッターで競争的資金について意見を募集したところ、ある研究者が「科研費申請書のWord罫線が研究者の時間を奪っている」と指摘した。

「文科省が指定していたワードの様式がものすごく使いにくかったんです。記入欄の周りを四角く囲った『枠』があり、図などを挿入するたびに罫線がズレるんです……。何か記入する度に様式が崩れては修正を繰り返すという無駄で面倒な作業をずっと強いられてきました。科研費が”当たる”かどうかは、研究者にとって天国と地獄の分かれ道となる死活問題なので、みんな2週間から1ヶ月はかけて必死で作成します。しかし、以前のワードの仕様は明らかな欠陥。研究者の本来の研究の時間と心の健康をかなり奪っていたと思います」(前出の研究者)

「Word罫線問題」を知った河野氏は、ツイッターで次のようように質問。

《このワードの設定とか罫線とかの話、詳しく教えてください。文科省はシステムの次期更新まで改善できないと言ってますが、ホント?》

前出の研究者は次のように話す。

「ワードの書式の問題なのに、システムを変更しないとできないってどんなシステムですか(笑)。システムと書式はもちろん別問題です。疑問を呈した研究者に、『罫線などを揃えることで熱意が伝わる』と言い放った役人もいたそうですが、明らかに文科省のやる気の問題です」

実際、河野氏は文科省が「できない」と言った、たった6日後に「科研費の申請書の罫線は次回申請から廃止することに決まりました」とツイートし、あっという間に解決してしまったのだ。

その後も、SNSで意見を吸い上げ、翌17年にはさらに研究費申請書類にかかる時間の無駄をさらに大きく削減した。

「ものすごいページ数を割いて一から作らなければいけなかった共同研究者の業績や経歴欄を、研究者のデータベースを有効利用して、研究者ナンバーをシステムに入力するだけで申請できるように変えてくれたんです。1つの研究費申請書で70ページに及ぶこともあり、作成に200時間以上かかることもザラですが、これでかなり楽になりました」(前出の研究者)

今回の改革で研究者たちは大絶賛。

《河野さん、ありがとうございます!》
《助かります!研究に少しは集中できます!》
《3年前に言ってくれてたら研究続けてた》
《Mr.Kono, Good job! You are a kind of new type of politician whose Japan really needs for brighter future!!(河野さん、よくやってくれた! 河野さんは、日本の明るい未来のために必要な新しいタイプの政治家です!!)》
《マジで総理になってください》

「これまでの河野さんの改革は、本来の研究に割ける時間が増えただけではなく、若手の安定的な雇用にもつながります。一研究者のためにとどまらず、自由な研究環境があってこそ未来の国益に繋がります。知性を軽んじている現政権の中では珍しく、河野さんは研究の意味と重要性を真に理解していると思います。目立たないところで現場の声に耳を傾け、スピーディーに対応している功績は評価されるべきだし、河野さんに総理大臣になってほしいと思ってる研究者は少なくありません」(前出の研究者)

河野氏は、「ハンコ廃止」だけじゃなく、ツイッターでフォローワーの恋愛相談に乗ったり、自らをイケメンと称したり、型破りなところが人気の一因だが、実はすごく良い仕事をしている。(河野大臣、この記事ツイートしてくれないかな)

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