“聖域”が消えていく…銀座ルノアールも「紙巻きたばこ禁止」へ 「禁煙ファシズム」も新事業の好機に!? 愛煙家・森永卓郎氏が提言

“聖域”が消えていく…銀座ルノアールも「紙巻きたばこ禁止」へ 「禁煙ファシズム」も新事業の好機に!? 愛煙家・森永卓郎氏が提言

ルノアールで紙巻きたばこを吸えるのもいまのうちだ

 愛煙家の“聖域”がどんどん狭くなっていく。「喫茶店ルノアール」などを運営する銀座ルノアールが来年4月から、グループの全直営店で紙巻きたばこの喫煙を禁止すると発表した。愛煙家としても知られる経済アナリストの森永卓郎氏は「禁煙ファシズムだ」と憤りつつも、「新ビジネスの好機になる」と活路を見いだしている。

 喫茶店ルノアールは、関東を中心に88店舗を展開しており、Wi−Fiや貸会議室の設備が充実していることから、平日にはサラリーマンや就活生の利用が多い。メニューとは別に緑茶が運ばれてくることも人気になっている。

 そんなルノアールでは来年4月以降、加熱式たばこについては従来通り喫煙室での喫煙が可能だが、紙巻きたばこは吸えなくなる。

 その理由を、銀座ルノアールでは「喫煙ブースの設備管理や清掃のためスタッフが出入りし、煙害を受ける可能性があるため、従業員の健康に配慮した」と説明する。ブースを設置できる店舗とできない店舗があり、統一性が取れないため、全店で禁止にするという。

 ネット上では「ルノアール、お前もか」「ルノアールだめならどこでだらだらすりゃいいのよ…」と愛煙家の悲鳴やため息も聞こえてくる。

 ファミリーレストランでも全面禁煙化の動きが進んでいるが、その背景にあるのが、来年4月に施行される改正健康増進法だ。資本金や店舗面積など一定の条件を満たす新規店舗は、紙巻きたばこの場合に専用ブースを設置しなければならず、ブース内での飲食もできなくなる。

 1日1箱をたしなむ愛煙家でもある森永氏は「法律が成立したので、これまでのように、たばこを吸いながら仕事をしたり、打ち合わせをしたりできる喫茶店は存続できなくなる。禁煙ファシズムがここまで来たかという感じだ。当然お客さんの数は減るし、業界全体がかなり追い詰められている」と指摘する。

 喫煙者はこの動きを、指をくわえてみているしかないのか。森永氏は「喫煙者が立ち上がり、新業態を作るしかない。飲食店ではなく、小売店で商品を購入してもらうと同時にレンタルルームを借りてもらうなどすれば、喫煙しながら飲食も可能だ。成功すれば大きなビジネスチャンスでもある」と指南する。

 肩身が狭くなっている喫煙者にも大逆転のチャンスか。

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