千葉小4虐待死 真冬に冷水浴びせ続け 死亡直前、凄惨な虐待告白

【栗原心愛さん虐待死】母親の供述調書から死亡直前の凄惨な虐待が明らかに

記事まとめ

  • 栗原心愛さんが死亡する直前の凄惨な虐待の状況が、母親の供述調書から浮かび上がった
  • 父親の勇一郎被告は、心愛さんをトイレにも行かせず寝室に閉じ込めたりしていた
  • また朝まで浴室で立たされたり、真冬に冷水を浴びせ続けた様子もわかった

千葉小4虐待死 真冬に冷水浴びせ続け 死亡直前、凄惨な虐待告白

千葉小4虐待死 真冬に冷水浴びせ続け 死亡直前、凄惨な虐待告白

栗原なぎさ被告の初公判の傍聴券を求め、列を作る人たち=16日、千葉地裁前(永田岳彦撮影)

 検察側が明かした栗原なぎさ被告の供述調書からは、心愛さんが今年1月24日夜に死亡する直前の凄惨(せいさん)な虐待の状況が浮かんだ。

 虐待が激化したのは、勇一郎被告がインフルエンザになり、家にいる時間が長くなった同月21日ごろ。「心愛の存在自体が嫌だ」と言い、寝室に閉じ込めるように。トイレにも行かせず、心愛さんは失禁するようになった。

 勇一郎被告は22日夜、「壁を向いて立っていろ」と言ってソファに座って監視。翌23日明け方になぎさ被告がトイレに立つと、まだ監視を続けていた。その後、勇一郎被告が寝入ったすきに、心愛さんはなぎさ被告が眠る寝室に入ってきて「ずっと立たされていた」と話した。

 午前9時、なぎさ被告が食事を作り始めたとき、ソファで横になっていた勇一郎被告が起き上がり、心愛さんが立っていないことに気づいた。心愛さんを寝室から連れ戻し、再び立たせて朝食を食べさせなかった。夕食後、心愛さんは失禁。「どうするんだ」とすごむ勇一郎被告に、心愛さんは「そこで立っています」と答えた。

 24日午前1〜2時ごろ、心愛さんがまた失禁。勇一郎被告は「もう着替えがないぞ。いつまで立ってるんだ」と詰問し、心愛さんは「午前10時まで立っている」と言わされ、結局朝まで浴室で立たされた。浴室や廊下が寒いことは分かっていたが、なぎさ被告は「布団をあげなかった」。

 同日午前、心愛さんは浴室で肌着1枚で体育座りのような格好。髪と肌着はぬれ、肌が透けていた。

 午後3時ごろ、勇一郎被告が「今から5秒以内に服を脱げ。5、4、3、2、1」と数え始めたが、心愛さんは脱ぐ力もなかった。勇一郎被告はボウルいっぱいに冷水をため、心愛さんの頭にかけることを3回くらい繰り返した。その後、「シャワーで流せよ」と言い、心愛さんはお湯を出そうとした。しかし勇一郎被告は冷水に変えさせ、躊躇(ちゅうちょ)なく背中や頭にかけた。心愛さんは背中を丸めて震えていた。

 午後4時、勇一郎被告は心愛さんをリビングに連れてきて、うつぶせにしてプロレス技をかけた。午後5時前後、また失禁した心愛さんに「いい加減にしろ」と言って、夕食を与えなかった。

 午後9時、心愛さんがなぎさ被告に「トイレに行きたい」と言ったため、なぎさ被告は「いいよ」と答えた。心愛さんは「寒い、寒い」と言いながら、リビングのストーブの前で手を伸ばして当たっていた。

 午後9時50分、なぎさ被告は心愛さんと寝室に入ろうとした。だが、それに気付いた勇一郎被告は「掃除をさせる」と心愛さんを浴室に連れ出した。

 しばらくするとドンという音が2回した。勇一郎被告が「心愛が動かない」と冷静に言ってきた。なぎさ被告が浴室へ行くと、心愛さんが青ざめた顔であおむけに倒れていた。お湯を掛けても反応がなく、脈も確認できなかった。

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