兵庫県警捜査2課が神戸山口組本拠を異例捜索 詐欺事件の収益、暴力団側に?

兵庫県警捜査2課が神戸山口組本拠を異例捜索 詐欺事件の収益、暴力団側に?

捜査2課 組事務所を異例捜索

兵庫県警捜査2課が神戸山口組本拠を異例捜索 詐欺事件の収益、暴力団側に?

神戸山口組本拠事務所の家宅捜索に入る県警の捜査員=5月16日、神戸市中央区(中井芳野撮影)

 80代の高齢女性からキャッシュカードをだまし取り現金を引き出したなどとして、今月にかけて男女3人が逮捕される特殊詐欺事件があり、県警捜査2課は16日、神戸市中央区の指定暴力団神戸山口組の本拠事務所を家宅捜索した。

 特殊詐欺事件や贈収賄事件など知能犯罪の捜査に当たる捜査2課が、指定暴力団の本拠事務所を捜索するのは異例。県警は犯人側が得た犯罪収益が組側に流れた疑いもあるとみて捜査している。

 県警は8日に詐欺と窃盗の疑いで、事件の指示役だった尼崎市神田北通の飲食店経営、古川貴稔容疑者(37)を逮捕。古川容疑者が神戸山口組幹部と近い人物だったことなどから、組の本拠事務所捜索に踏み切った。捜索は16日午後に捜査員約15人態勢で実施され、県警は書類など関係証拠を押収している。

 古川容疑者の逮捕容疑は平成30年8月下旬、区役所職員らになりすまし、神戸市の80代の無職女性に電話をかけてキャッシュカードをだまし取り、ATM(現金自動預払機)で引き出した現金約50万円を盗んだとしている。

 県警が今年2月までに相次いで逮捕した「受け子」とみられる男女2人に対する捜査などから、指示役としての古川容疑者の犯行が浮上した。

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