ゆうパック配達員、一時行方不明に

ゆうパック配達員、一時行方不明に

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 郵便局から配送車で宅配便「ゆうパック」の配達に出たまま約1週間行方が分からなくなっていた男を、京都府警が車を私用に使ったとして横領容疑で逮捕、送検する事件があった。男は釣り銭用に預かっていた数万円の一部を私的に使い込み、発見時の所持金はわずか1円。「発覚して怒られるのが怖くなり、帰れなくなった」などと供述しており、日本郵便近畿支社は「同様の事件が発生しないよう指導を徹底していく」としている。

 逮捕・送検されたのは、住居不定、自称自営業の庄野一輝容疑者(27)。逮捕容疑は9日ごろ、大阪府内の運送会社から業務委託契約に基づいて借りていた軽ワゴン車(時価約50万円相当)を、私的に利用したとしている。

 庄野容疑者は9日午前8時ごろに出勤。荷物数十個を積んで郵便局を出たが、夜になっても戻らず、連絡が取れなくなった。京都府警下鴨署は、運送会社からの届け出を受け捜索、15日午後1時ごろになって、京都市内のコインパーキングで駐車されていた配送車を発見。車の窓から足を出して寝ていた庄野容疑者を逮捕、17日に送検した。車内には未配達の荷物が積まれたままで、紛失被害はなく、一部は配達されていたという。

 捜査関係者によると、庄野容疑者は郵便局から釣り銭用に預かっていた数万円の一部を私的に使い込み、補填(ほてん)できなくなったと供述。府警は預かり金の使途や失踪中の足取りなどを調べている。

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