野田小4死亡 児童虐待対処へ新課創設 DVにも対応 市検証委

 千葉県野田市立小4年の栗原心愛(みあ)さん=当時(10)=が1月に死亡した虐待事件を受け、市幹部や有識者らが当時の対応などを検証する市の合同委員会が3日、3回目の会合を開き、今年10月に児童虐待やドメスティックバイオレンス(DV)に対応する「子ども家庭総合支援拠点課(仮称)」を新設し、人員を増やすなど体制を強化することを決めた。

 これまで同市では児童家庭課内の児童相談係が児童虐待に対応してきたが、10月1日付で係を課に昇格。児童虐待と密接な関係にあるとされるDVの対応窓口も担うほか、臨床心理士など専門職の配置も検討する。

 学校のいじめアンケートの回答を各市立小中学校の校長室の金庫で保管し、持ち出しを許可制にすることなども確認。事前に行う面談で児童や生徒に関係機関には情報を伝えることがあると説明した上で、虐待の兆候を把握した場合、速やかに情報共有を図るとした。SOSの出し方を学ぶ授業も年1単位時間以上実施する。

 弁護士が学校での法的相談に乗る「スクールロイヤー」については4人を配置し、1人が7〜8校を担当。市教育委員会にも法的助言などを行う弁護士1人を非常勤特別職の「教委アドバイザー」として置く。

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