付属池田小事件18年「祈りと誓いの集い」

付属池田小事件18年「祈りと誓いの集い」

池田小事件18年 犠牲者追悼

付属池田小事件18年「祈りと誓いの集い」

大阪教育大学付属池田小学校殺傷事件から18年。「祈りと誓いの集い」で鐘を鳴らす児童=8日午前、大阪府池田市(安元雄太撮影)

 児童8人が死亡、教員を含む15人が重軽傷を負った大阪教育大付属池田小(大阪府池田市)の児童殺傷事件は8日、発生から18年となった。同小では犠牲者を追悼する式典「祈りと誓いの集い」が開かれ、教職員や保護者、在校生らが学校の安全を誓い、事件を風化させない決意を新たにした。

 式典に先立ち、全校児童を対象に「安全科」の授業を実施。事件から5年後の式典で遺族が児童に向けて語ったメッセージの映像を流し、当時の児童の気持ちや命の大切さについて考えた。

 式典では、発生時刻に合わせ、亡くなった8人の名前が刻まれたモニュメント「祈りと誓いの塔」の8つの鐘を鳴らし、児童や保護者ら約1400人が1分間の黙祷(もくとう)をささげた。

 事件当時から勤務する佐々木靖校長(57)はあいさつで、「子供が犠牲になる悲しい事件は本校が最後にはならず、学校や社会の無力さを感じることもあるが、諦めれば学校は学校でなくなり、社会は社会でなくなってしまう」とし、「学校が安全で安心できる場所であるように、これからも努力を続けます」と誓った。

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