避難所避難は1世帯3人 レベル4避難勧告の千葉・いすみ市

 千葉県内では10日夕から深夜にかけ、南部を中心に激しい雨が降った。いすみ市では市内を流れる落合川が警戒水位(6・05メートル)を超えたため、市は午後8時43分に災害の危険度を5段階に区分して示す「大雨・洪水警戒レベル」で全員避難に当たる「レベル4」を適用し、佐室地区の114世帯262人に避難勧告を出した。

 市危機管理課によると、避難所の佐室青年館に避難したのは1世帯3人。避難勧告は11日午前1時に解除された。

 同課は「避難所でなくても近くの安全な場所に速やかに避難すれば問題はない。今回の対応については地区の住民に聞き取りを行いたい」としている。

 警戒レベルは、昨年7月の西日本豪雨で情報伝達がうまくいかず、多くの逃げ遅れが出たことを教訓に5月29日から運用が始まった。レベルが上がるほど災害発生の危険性が高くなり、気象庁は「4」までに避難を終えるよう呼びかけている。

 銚子地方気象台によると、千葉県内ではいすみ市に近い大多喜町で11日午前0時までの24時間に計185・5ミリの雨を観測。JR久留里線が一時全線で運転を見合わせるなどした。

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