厚労省職員かたり結婚詐欺 派遣社員の男を逮捕 埼玉

 厚生労働省職員を装って結婚する意思がないのに交際し、現金をだまし取ったとして、埼玉県警所沢署は12日、詐欺の疑いで、横浜市神奈川区の派遣社員、田中裕文容疑者(56)を逮捕した。「(金は)返すつもりだった」と否認している。

 逮捕容疑は平成29年10月〜11月、結婚する意思がないのに厚労省職員とかたり40代の女性と交際を続け、好意に乗じて計7回にわたり現金120万円をだまし取ったとしている。署によると、同年9月に婚活パーティで知り合い、結婚を前提にした交際を始めたという。田中容疑者は交際中、「空き巣に入られて生活費がない」「韓国で入院した」などと嘘を言って現金を繰り返し要求していた。

 女性が昨年6月、不審に思って所沢署に相談。「結婚を前提に交際する相手にお金を貸したが、返してくれない」「偽名を使われ、“死んだふり”をされている」などと被害を訴えていた。