着ぐるみ運動員に報酬疑い 広告代理店社員ら計8人を書類送検

 7月投開票の参院選大阪選挙区に国民民主党から立候補し、落選したタレントのにしゃんた氏(50)陣営で、ネコ型の着ぐるみ姿で投票を呼びかける見返りに報酬を支払ったなどとして、大阪府警捜査2課は20日、公職選挙法違反(買収約束、事後買収など)の容疑で、広告代理店の男性社員や人材派遣会社の男性役員ら30〜50代の男女4人を書類送検した。今回の参院選で、買収容疑での摘発は初という。

 送検容疑は共謀し公示前の6月26日、大阪府茨木市の20代の女子大学生に対し、ネコ型のマスコット「にゃん太」の着ぐるみ姿で投票を呼びかけることの報酬として1日9千円を渡す約束をしたほか、7月に別の20〜30代の女性アルバイト3人に、報酬として計約11万円をそれぞれの口座に振り込んだとしている。同課は、着ぐるみ姿で投票を呼びかけた4人についても同容疑で書類送検した。

 大阪府選挙管理委員会によると、着ぐるみ姿で選挙運動をすることへの報酬は認められていない。

 同党の府連幹部は取材に「にゃん太は党勢拡大のために使っており、特定候補を応援するためのものではない」としている。

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