館山市長が組員に祝い金 屋形船就航で公費から 千葉

市長が公費から組員に祝い金

 千葉県館山市の金丸謙一市長が、4月に市内で行われた暴力団組員が実質的に運営する屋形船の就航記念イベントに出席し、祝い金として市長交際費から5千円を支出していたことが21日、市への取材で分かった。組員とは面識がなく、イベント後に組員が逮捕されたことを報道で知り、初めて暴力団関係者だと気付いたという。

 市によると、金丸市長は「市の観光振興と桟橋の利用促進に資する」との理由で4月25日に開催された同イベントに出席。軽食の提供もあることから、市交際費支出基準に基づき、市長交際費から5千円を支出した。 

 組員は同県鴨川市の指定暴力団双愛会系の男(39)。イベント後の7月27日、屋形船の所有権をめぐるトラブルで知人男性(34)を電話で脅迫したとして強要未遂容疑で県警館山署に逮捕された。組員は今月16日に処分保留で釈放され、任意での捜査が続いている。

 金丸市長は「反社会勢力の人とは全く知らなかった。市民に心配をかけたことをおわびする」とコメントしている。

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