【台風19号】水没の水戸北IC、使えぬまま…高速バス、イベント影響

【台風19号】水没の水戸北IC、使えぬまま…高速バス、イベント影響

現在も閉鎖されている常磐自動車道の水戸北スマートIC=篠崎理撮影

 台風19号の上陸から19(日)で一週間を迎えたが、那珂川や支流の氾濫で水没した水戸市飯富町の常磐自動車道・水戸北スマートインターチェンジ(IC)は閉鎖されたままだ。復旧は早くとも年末の見込みで、同ICを使っていた高速バスや運送会社などはコースの変更を余儀なくされるなど、影響が広がりつつある。

 水戸北ICはETC車専用。従来は東京方面への出入りしかできなかったが、今年9月7日にフルオープンし、いわき方面への出入りも可能となった。利便性が高まり、NEXCO東日本によれば、1日平均の車の利用は上下線合わせて5200台だった。

 しかし、台風19号で同ICは周辺の接続道路とともに水没し、料金所の機械やシステムは大きなダメージを受けた。NEXCO東日本は「仮設の電源や機器による暫定的な復旧を急ぐが、通行可能となるのは12月になりそうだ」と話す。

 東京駅と水戸方面を結ぶ各社の高速バスのうち、水戸北ICを使っていたのは1日11往復。閉鎖後は東京寄りの水戸ICを利用するようにコース変更したため、2つの停留所で乗降できなくなったという。

 水戸北IC近くの運送会社の関係者は「主に東京方面への荷物輸送にインターチェンジを使っていた。正直いって不便だが、しばらくはしかたがない」とあきらめ顔だ。

 水戸北ICから約30キロの栃木県茂木町では20日までの3日間、例年延べ9万人でにぎわう国際二輪レース「モトGP日本グランプリ」を開催中。最寄りの同ICが閉鎖となり、主催者はホームページなどを通じて注意を呼びかけた。

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