搬送先ミス、到着遅れ 仙台市消防局の救急隊

搬送先ミス、到着遅れ 仙台市消防局の救急隊

救急車で搬送する際に予定と異なる病院へ向かうミスがあり、謝罪する仙台市消防局の担当者=22日、仙台市役所

 仙台市消防局は22日、市内の70代男性を救急車で搬送する際、予定と異なる病院へ向かうミスがあり、到着に9分の遅れがあったと発表した。男性は死亡したが、同局では「搬送の遅れとの因果関係はない」としている。

 同局によると、21日午前10時過ぎ、男性が胸の痛みを訴えたため妻が119番通報し、宮城野消防署の救急隊員3人が現場に向かった。まもなく男性が心肺停止状態となり、蘇生(そせい)措置を行った上で搬送を開始。しかし、病院に到着後、予定とは異なる搬送先の病院だと隊長が気づき、本来の搬送先の病院に向かった。

 現場では搬送先を3度確認したが、搬送開始時に病院名を無線で指令課に報告するのを怠ったという。運転した救急隊員は同局の聞き取りに「頭では本来の搬送先に向かっていると思っていた」と話しているという。同局は21日に家族に対して謝罪した。

 同局では今後、隊員の処分も検討する方針。

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