栃木県塩谷町の不適切支出は1315万円 6次産業化事業交付金

 栃木県塩谷町は27日、JAしおのやに委託し国の地方創生交付金を活用して進めていた6次産業化製品開発事業に関する追加調査結果を発表し、不適切支出額は約1315万円とした。町議会全員協議会で報告した。

 今月上旬の中間報告よりも不適切支出額が約110万円減少した理由については、「書類で一部、適切な支出だったことが確認できた」としている。不適切支出は既に町の所有となっている豆乳製造機(約440万円)分を除き、委託先のJAしおのやに返還を求める。再委託先から領収書が提出されないなど詳細を確認できていない支出(359万円)についてはさらに調査を進める。

 これまでは、交付金全額(2652万円)を国に返還するとしていたが、不適切支出分の返還に方針転換。速やかに国との協議を進めるとした。また1億円としていた平成30年度の事業売り上げ計画額が100万円だったと訂正した。

 今回の問題で同町は「委託業務に対する指導監督など責任を十分に果たしてなかったことが大きな原因と認めざるを得ない」とし、町の委託業務全般を総点検する。6次産業化事業は町が引継ぎ改めて事業者を募る。

関連記事(外部サイト)