印西放火殺人 被告3人に17〜20年求刑 千葉地裁

 昨年2月、千葉県印西市の海老原よし子さん=当時(55)=が自宅で焼死した事件で、殺人と現住建造物等放火の罪に問われた男女3人に対する裁判員裁判が28日、千葉地裁(前田巌裁判長)で開かれ、検察側は仲内隼矢(22)、金崎大雅(22)の両被告に懲役20年、菅野弥久被告(22)に懲役17年を求刑した。

 検察側は論告で、「海老原さんに生きたまま火を付け、確実に焼死させようとしたことは極めて悪質」と非難。実際に火を付けた仲内被告とリーダー格の金崎被告により重い刑を求刑した。

 一方、弁論では菅野被告と金崎被告の弁護人がそれぞれ「(仲内被告が)本当に火を付けるとは思わなかった」と仲内被告との共謀を否定し、無罪を主張した。仲内被告の弁護人は「金崎被告に脅されてやった」と酌量を求めた。

 起訴状によると、3人は共謀し、昨年2月17日、海老原さん宅で、海老原さんや布団などに灯油をまいて火を付け、木造平屋を全焼させ、海老原さんを殺害したとしている。

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