大阪市官製談合事件、起訴事実認める 元市職員の男 大阪地裁

 大阪市発注の公共工事の入札をめぐる官製談合・贈収賄事件で、加重収賄罪などで起訴された元市建設局職員の青木伸一被告(46)の初公判が2日、大阪地裁(大寄淳裁判長)で開かれた。青木被告は「事実に争いはございません」と起訴内容を認めた。

 検察側は冒頭陳述で、他の職員の指導的立場にあった青木被告は、同市中央区の電気工事会社「アエルテクノス」の実質経営者だった男=贈賄罪などで有罪確定=と仕事を通じて知り合ったと説明。

 約7年前から、被告は男から求められた入札に関する情報を口頭やメモで提供するようになり、「職務上知った情報を提供した見返りとして、飲食接待を受けたり、現金を受け取ったりするようになった」と指摘した。

 起訴状によると、平成26年12月〜30年9月に開札された計29件の市発注工事で、男に対して工事費などの情報を不正に提供。謝礼として、男から現金計435万円や自動車(販売価格約400万円相当)などを受け取ったとしている。

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