老人ホーム入所者への傷害容疑で元職員逮捕 警視庁

 東京都板橋区の介護付き有料老人ホームで入所者の70代女性に暴行を加えてけがをさせたとして、警視庁志村署は傷害容疑で、当時職員だった無職、斉藤学容疑者(27)=板橋区成増=を逮捕した。

 斉藤容疑者は介護資格を持っておらず、施設で生活援助業務を担当。調べに対し、「椅子に座るよう注意していたがすぐに立ち上がり、言うことを聞かないので頭にきてやった。力ずくで押さえつけたり、押し倒したりしたことに間違いない」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は令和元年10月7日午後7時半ごろ、老人ホームの食堂兼談話室で女性を複数回にわたって椅子に押し倒す暴行を加え、腰の骨を折る約3カ月のけがを負わせたとしている。

 女性は翌8日、面会に来た家族に腰の痛みを訴え、その後、医療機関で診察を受けて骨折が判明した。事件当時、室内には別の職員と入所者ら数人がいたが暴行には気付いておらず、室内の防犯カメラで斉藤容疑者の関与が浮上。斉藤容疑者は事件発覚後の同10月末に退職した。

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