女性宮家創設なら“小室圭殿下”誕生の可能性も 「年4600万円」の税金が夫婦の手に

女性宮家創設なら「小室圭殿下」が誕生の可能性も 年間4600万円の税金が夫婦の手に

記事まとめ

  • 「皇位継承の安定」に向けた議論で、政府は今月中にも有識者会議を設けるという
  • 女性宮家創設案は、皇族方の減少を目の当たりにされた上皇さまの強いご意思だったとも
  • 女性宮家が創設されて眞子さまがご当主となられると一時金ではなく「皇族費」が支給

女性宮家創設なら“小室圭殿下”誕生の可能性も 「年4600万円」の税金が夫婦の手に

■女性宮家の議論は避けて通れない


 長らくの懸案である「皇位継承の安定」に向けた議論が、ようやく緒につく運びとなった。政府は今月中にも有識者会議を設け、2021年度内の国会への報告を目指すという。が、仮に“新制度”創設へ道が開くことになれば、高笑いするのは“圭殿下”に他ならない。

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 皇室を構成する皇族方の減少が叫ばれて久しい。ご公務の担い手を確保すべく12年、野田政権は有識者ヒアリングを経て論点を整理し「(女性宮家)創設を検討すべき」だとの発表を行った。皇室の意向を汲んだ羽毛田信吾・宮内庁長官(当時)が積極的に動いた“成果”だったわけだが、その後、政権交代によって一度は“お蔵入り”となったこの案が、再び日の目をみようとしているのだ。さる宮内庁関係者も、

「そもそも女性宮家創設案とは、皇族方の減少を目の当たりにされてきた上皇さまの強いご意思で進められてきました。その範囲については愛子さま、眞子さま、佳子さまという内親王のお三方までとするという“コンセンサス”も、皇室内で得られていたのです。現行のままでは皇統は先々、秋篠宮家へと移ることになりますが、皇位継承とともに皇室全体の安定を考えた時、女性宮家の議論は避けて通れません」

■成り行き次第で、小室圭さんが皇室入り


 仮に現実味を帯びてきた場合、範囲とされるお三方の中で眞子さまが「第1号」となられる可能性が高いのは言うまでもない。さる皇室ジャーナリストが言う。

「この議論がなされる時、多くの国民はどうしても小室圭さんを思い浮かべてしまいます。さまざまな問題を抱えながらも十分な説明を果たさず渡米し、再三にわたる秋篠宮さまの呼びかけにも、今なお誠実に対応しようとしない。そうした男性が、議論の成り行き次第では女性宮家当主の“配偶者”として皇室入りを遂げてしまう――。世間が、反射的にそうした不安を抱くのはもっともだと思います」

■年額約4600万円が夫婦の手に


 現在の皇室典範では、女性皇族は婚姻によって皇籍を離脱することになっている。その際、「皇族としての品位を保つ」という名目で一時金が支給され、眞子さまの場合はおよそ1億4千万円とみられる。そして、女性宮家が創設されて眞子さまがご当主となられた場合は、一時金ではなく引き続き「皇族費」が支給されることになるのだ。

「皇族費は皇室経済法で定められており、独立の生計を営む親王は年額3050万円、親王妃にはその半額が支給されます。眞子さまと佳子さまには現在、独立の生計を営まない成年内親王として年額915万円ずつが支払われています。もし眞子さまが新宮家のご当主となられ、この規定に則るのであれば、年額3050万円が支給され、その後に小室さんと結婚することで彼も『圭殿下』として半額の1525万円が支払われることになります」(同)

 あわせて年額4575万円。むろん原資は税金で、小室さんは皇族となるため弁護士を目指す必要もない。

「目下、1億4千万円とされる一時金をめぐり、小室さんには批判が集中していますが、眞子さまとの新居にセキュリティーの堅牢な高級マンションを購入すれば1億円ほどかかることでしょう。となれば、手元には残り4千万円。懸命に働かなければ、眞子さまの品位を保つ生活も難しくなる。小室さんの母親の高級志向も心配で、あっという間に底をつくかもしれません」(同)


■家賃やローンとは無縁


 それが一転、圭殿下となれば住まいは赤坂の一等地で家賃やローンと無縁。眞子さまのお伴で“公務”に付き添えば、年間約4600万円が終身支給されるのだ。子が生まれても条件次第でその皇族費が加算され、定職に就こうとしない小室さんにとって魅力的な暮らしには違いない。お誕生日会見で陛下にまで苦言を呈されようが、これでは気持ちが揺らぐはずもなく、あるいは問題の解決を先延ばしにすることで、皇室典範改正と新制度発足のタイミングを見計らっているのかもしれない。が、

「コロナ禍に喘いでいる国民からすれば、恋愛結婚がどうのと言っている場合ではありません」

 とは、皇室制度に詳しい小田部雄次・静岡福祉大学名誉教授である。

「そんな状況で、こじれたままお二人が結婚となれば国民は完全に白けてしまい、皇室への親しみは薄れていくと思います。そんな中で、もし女性宮家が創設されて小室さんにも皇族費が支給されるようなことになれば、それこそ世間は黙っていないでしょう」

 そうした“気配”をすでに感じ取っているというのは、名古屋大学大学院の河西秀哉准教授だ。

「有識者会議ではもちろん、女性宮家創設についても話し合われるでしょうが、小室さんの問題が浮上し、議論の方向性が非常に複雑化したのではないでしょうか。私の周りでも、これまで女性活躍の流れから“女性宮家は必要だ”と言っていた一般の方々が、小室さんの問題が大きくなるにつれ“皇室に入ってほしくない”という声に次第に変わってきています。小室さんという存在がこの会議に与えた影響は、計り知れないと思います」

 ひとりの青年の“執念”が、皇室の歴史を塗り替えてしまうかもしれないのだ。

「週刊新潮」2021年3月11日号 掲載

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