眞子さまのご結婚が皇室に残す禍根とは 明らかになった天皇陛下と秋篠宮さまの“すれ違い”

眞子さんの結婚めぐる騒動、皇室に禍根残す? 陛下と秋篠宮さまに“すれ違い”も

記事まとめ

  • 眞子さんの結婚の儀式を巡り、陛下と秋篠宮さまに"すれ違い"が垣間見えたという
  • 小室さんは金銭トラブルなどを十分説明せず4年間を過ごし、眞子さんも容認した形に
  • 「お二人に欠けているのは、世界の王室では必須の“国民への誠実さ”」と識者が指摘

眞子さまのご結婚が皇室に残す禍根とは 明らかになった天皇陛下と秋篠宮さまの“すれ違い”

 26日、秋篠宮家の長女眞子さま(30)と小室圭さん(30)が結婚後、記者会見を開かれた。が、今後お二人がニューヨークに発たれた後も、皇室には大きな禍根を残すことになる。

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 お二人が遠からず新天地へと旅立ったところで、万事解決となるわけではない。

「平成から令和と御代替わりをまたぎ、4年近くにわたって続いた結婚問題が皇室に落とした影は、あまりに大きいといえます」

 そう漏らすのは、さる宮内庁関係者である。

「本来ならば宮家の家庭問題だったはずの一件が、皇室全体に波及してしまった。ご心労を重ねられたのは、平成の時代に婚約のご裁可をなさった上皇さま、そして初孫の眞子さまにことのほか目をかけてこられた上皇后さまだけではありません。自身を太陽、眞子さまを月に喩(たと)えた小室さんの皇室への無理解や、佳代さんの行状をお知りになるにつけ、眉をひそめてきた皇族方も少なからずおられます」

 さらには、

「天皇・皇后両陛下もまた、ひたすら案じてこられました。新しい時代の幕開けから1年と経たずにコロナ禍に見舞われた皇室にあって、両陛下は国民の暮らしに絶えずお心を寄せられてきた。あわせて、折からの結婚問題が暗礁に乗り上げていたのですから、ご心中は拝察するに余りあります」(同)

 ところが、この関係者が明かすには、

「今回、陛下と秋篠宮さまとの“すれ違い”が垣間見えた局面がありました。それは、眞子さまの結婚の儀式がすべて取りやめとなった件に関してでした」

■秋篠宮さまのご意思ありき


 一般の結納にあたる「納采の儀」や、配偶者の使者が結婚式の日取りを伝える「告期の儀」などは秋篠宮家と小室家との行事だが、

「それ以外に、陛下の儀式として執り行われる『賢所皇霊殿神殿に謁するの儀』や、最後のお別れをなさる『朝見の儀』がある。前者は今回、正式な殿上での参拝ではなく、眞子さまが洋装で庭上から参拝なさる形に簡素化されました」(同)

 朝見の儀についても取りやめる代わり、前述の通り眞子さまが私的に参内し、両陛下にご挨拶される形に落ち着いたのだが、

「秋篠宮さまの一貫した“皇族としての結婚は不可”というお考えに理解を示されながらも、陛下は実は、朝見の儀を執り行いたいとのご意向でいらっしゃいました。それは、現在の状況はさておき遠い将来、もし何らかの形で眞子さまが皇室に携わるような機会があった場合、正式なご挨拶を経ていればご本人としても心安いことだろう――。そうした思し召しからでした」(同)

 にもかかわらず、朝見の儀は見送られてしまった。

「国民感情に鑑みれば、一切の儀式を行わなかったご判断も理解できます。ですが、その一方で秋篠宮さまは、先々まで見越された陛下の深いお考えを、ご自身の一存で無にしてしまわれたことになります」(同)

 令和皇室において、真っ先に陛下をお支えしなければならないお立場の皇嗣殿下が、あろうことか反対の結果を招いてしまわれたというのだ。

「こうした結論が導かれるにあたり、事前に陛下と秋篠宮さまとの間で意思疎通がなされれば、後々の禍根も残らずに済むのでしょうが、今回はそのようなご様子が窺えない。いわば“勘当婚”とする秋篠宮さまのご意思ありきで、ことは進んでしまいました。あるいは秋篠宮さまは“陛下を巻き込んでご迷惑をかけたくない”とのお考えをお持ちだったのかもしれません。であれば、なおのこと陛下と密にコミュニケーションをお取りになるべきでした」(同)


■「ご自身」優先では…


 ご自身のお気持ちばかりが先走ってしまわれ、周囲との間に摩擦が生じてしまう。そんなケースで思い出されるのは、2018年11月のお誕生日会見で物議を醸した「身の丈」ご発言である。あらためて振り返ると、秋篠宮さまは、あたかも政府方針に異を唱えられるかのごとく、以下のように仰ったのだった。

〈皇室の行事として行われ、宗教色が強いものについて、国費で賄うことが適当かどうか。平成の大嘗祭(注・公費でおよそ22億5千万円を支出)の時にもそうするべきではないという立場だった〉

〈大嘗祭は内廷会計で行うべきだ。身の丈にあった儀式にすればと思うが、宮内庁長官などは聞く耳を持たなかった〉

 先の宮内庁関係者が言う。

「大嘗祭はあくまで陛下の儀式であり、『身の丈にあった儀式に』の部分は“即位される兄宮の晴れ舞台に水を差すかのようだ”と物議を醸しました。また、秋篠宮邸の増改築費が約33億円と、大嘗祭の費用を大幅に上回ったため、異論が沸き起こったこともあります。今回の問題しかり、皇室全体への“目配り”より、ゼロか100かでご自身のけじめやお考えを貫くことを優先されてしまうのであれば、今後が大いに懸念されるところです」

 海外の王室に詳しい関東学院大学の君塚直隆教授が言う。

「小室さんは結局、金銭トラブルなどさまざまな問題について十分な説明もないまま4年間を過ごし、眞子さまはそれを容認されたことになります。お二人に欠けているのは、世界の王室では必須の“国民への誠実さ”であり、眞子さまの場合、それは秋篠宮家の教育に起因していると思われます。秋篠宮家はしばしば“自由な家風”といわれますが、『皇室は国民のためを考えて行動する』という躾が行き届いていなかったのではないでしょうか」

 コロナ禍の収束とともに、4年にわたる皇室の憂愁も晴れ渡る――。そんな好転は見られそうにないのだ。

「週刊新潮」2021年10月28日号 掲載

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