「私とお姉ちゃんは生まれた時から皇室しか知らない」 佳子さまが紀子さまとの口論で漏らした不満【スクープその後】

 一般の結納にあたる「納采の儀」などの儀式を一切行わずに結婚され、米ニューヨークへと旅立った小室眞子さん(30)と圭さん(30)。実は、今回の結婚が幕引きを見る前から、眞子さんの妹・佳子さま(26)を巡る難題も浮上していたという。(「週刊新潮」2021年9月23日号掲載の記事をもとに加筆、修正を施しました)。

 ***


■一般の方々と同じでありたい


「佳子さまを巡る難題」とはどういったものなのか。まず、宮内庁担当記者に解説してもらうと、

「9月6日、共同通信が〈天皇ご一家と4宮家存続の構想〉という記事を配信しました。そこでは、皇族数の確保策として〈天皇陛下の長女愛子さまが天皇ご一家に残り、秋篠宮家の次女佳子さまが秋篠宮家を継ぐ〉構想があると報じられた。眞子さんの皇籍離脱を受けて、皇族数の確保が喫緊(きっきん)の課題となっているのは事実。このままでは、皇室会議における皇族代表の議員2名をはじめ、ご公務の担い手がいなくなってしまう。ただ、佳子さまは姉以上に“一般の方々と同じでありたい”というお気持ちが強いとされます。政府や有識者会議が、佳子さまの意向に沿った結論を出せるか懸念されているのです」

 佳子さまの母・紀子さまは9月に迎えられた誕生日に公表された「ご回答」のなかで、佳子さまの今後にも触れられている。

〈結婚や将来につきましては、次女の意見をよく聞いて、家族の語らいを大事にしていきたいと思います〉


■それ以上反論なさることはなく


 しかし、ご家族の間では、穏やかならざる“語らい”も見受けられるようだ。

 かつて秋篠宮家に仕えた関係者が打ち明ける。

「紀子さまはお子さま方に厳しい物言いで干渉されていた印象があります。年頃になられたお子さま方にすれば、口うるさく感じられた面もあったのではないでしょうか。実際、紀子さまと佳子さまとのやり取りが、口論に発展することも珍しくありませんでした。それこそ、佳子さまが“お母さんは結婚するときに納得した上で皇室に入ったのでしょう。でも、私とお姉ちゃんはちがう。生まれた時からここしか知らないのよ”と強い口調で仰ったこともあったほど。佳子さまは、ご自身が“籠の鳥”も同然ではないかと仰りたかった。紀子さまはそれを覚悟された上で相思相愛となられた秋篠宮さまと結ばれました」

 しかし、

「宮家に生を享(う)けたご自分たちは、そもそも人生を選ぶことさえできない、と。佳子さまのお言葉を耳にした紀子さまは、それ以上反論なさることはなく、黙ってしまわれました」

 眞子さんの結婚騒動が幕引きを見る前から、秋篠宮家には新たな暗雲が垂れ込め始めていたのである。


■ご両親への反発という形で表面化


 かねてより佳子さまは、「気丈なご性格で、ご両親にもはっきりと意見される」(同)ことで知られていたという。20歳のお誕生日を迎えられた際の会見でも、記者からご自身の性格について問われ、こう答えられた。

〈短所は、父と同じように導火線が短いところがありまして、家の中ではささいなことで口論になってしまうこともございます〉

 先の関係者が続ける。

「姉想いの佳子さまとしては、ご結婚に際して眞子さんが強い非難を浴び、ご両親からも賛同を得られないまま孤立していくことに胸を痛めておられた。“お姉さんをひとりにしてはいけない”とお考えなのでしょう。そうしたお気持ちが、ご両親への反発という形で表面化してしまうのは致し方ない部分もある」

 佳子さまは姉と同じICU(国際基督教大学)を卒業された19年3月に文書を発表し、次のような言葉を綴られている。

〈私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。ですので、姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています〉

 これはご自身の結婚観にも繋がる内容であろう。佳子さまも自由恋愛を経てのご結婚を望まれていることは間違いなさそうだ。それ自体は、現代に生まれた女性としてごく普通の考えである。もっとも、置かれた立場から、そう簡単にはいかない面もあるようだ。

■「いざ付き合いそうになると……」


 佳子さまのご学友のひとりが振り返るには、

「佳子さまは学生時代から自由闊達な方で、世間知らずな印象はありません。時には、気になる異性の話を口にされることも。よく仰っていたのは“私がいいなと思う人がいても、いざ付き合いそうになると、いつのまにかいなくなってしまうの”ということでした」

 佳子さまと交際するとなれば、畏れ多いと感じた相手が距離を置くのも当然の反応といえる。皇族と結婚するというのは、簡単な「逆玉」などとはわけが違う、というのが一般的な感覚であろう。

「お姉さまの場合は、ごく普通の女性として接してくれた小室さんに魅力を感じられたのでしょう。でも、それはかなり異例なことです。佳子さまは、ご自身が周囲にどう見られているかについてあまり理解されていないのではないか、と感じることはありました」(同)

 その意味で、秋篠宮家に顕著な脱「学習院」の教育方針もお子さま方に影を落としているのではないか、と見る向きもある。

「学習院女子中・高等科では、私の1学年上に紀子さま、2学年下に黒田清子さんがおられ、大学の同じ学科には秋篠宮さまが在籍されていました。それが当たり前の環境だったので周囲の生徒が騒ぐこともありませんでした」

 と語るのは、学習院OGでジャーナリスト・藤澤志穂子氏である。

「ただ、警備の面を含め、学習院側の皇族方への気遣いは並大抵ではありません。率直に申し上げて、秋篠宮家の方々はそれを当たり前の特権として享受しながら、さらなる自由を主張されているように映ってしまうのです。中高が女子校で“純粋培養”だっただけに、眞子さんも男女交際の“免疫”がなく、進学先のICUで出会われた小室さんと純愛を貫いてご結婚されるのでしょう。もちろん、誰にでも幸せな人生を送る権利はありますが、特殊な環境に支えられているご自身の立場を理解することもまた大事だと思います」

 ニューヨークに渡った小室夫妻に関しては、いくら皇籍を離脱したとはいえ、放ったらかしとはいかないため、現地の日本領事館がさまざまな形でバックアップを続けているという。こうしたことに「税金を投入するな」といった批判の声があるのも事実。

 それを考慮して、警護などを一切放棄してしまうという選択をすれば、より自由になれるのかもしれない。が、仮にそのようなことを実行すれば、セキュリティー上などで問題が生じかねず、それはそれでごく普通の自由な生活を送ることを困難にする。夫妻が心からの自由を謳歌して、普通の生活を送るのは、当人たちの気持ちとは別に、なかなか難しいことなのである。

デイリー新潮編集部

関連記事(外部サイト)