安倍昭恵さんが「超厳戒警備体制」で事件後初の山口入り 後継問題を支援者と協議

安倍昭恵さんが「超厳戒警備体制」で事件後初の山口入り 後継問題を支援者と協議

昭恵氏"里帰り"に警護10人超

安倍昭恵さんが「超厳戒警備体制」で事件後初の山口入り 後継問題を支援者と協議

山口入りした昭恵さんの訪問先を警護する山口県警の警官たち

 安倍晋三元首相の襲撃事件後、安倍昭恵さんが初めて地元・山口県に入った。三日間かけて、墓参りや地元支援者などへの挨拶回りをする予定だ。空港からは車両3台、警官10人以上が警護にあたる異例の「里帰り」となった。

 ***


■一般の搭乗口は利用せず


 午前10時過ぎ。羽田空港発山口宇部空港行きの飛行機に昭恵さんは搭乗した。一般客が利用する搭乗ゲートには現れず、地上バスからSPと一緒に機内に乗り込み最前列に座った。

 飛行機は11時40分ころに山口宇部空港に到着したが、ここでも一般出口ではなくVIP用出入り口を利用。10人くらいの護衛にがっちりガードされた昭恵さんが姿を現した。上下黒の喪服姿で黒いトートバックを持っている。カメラの方には目も向けず、迎えに来ていた後援会関係者と一緒に黒いワンボックスカーに乗り込んだ。

 前後に警護車両が計4台車列を組んで空港外へ。元首相夫人の警護とは到底思えぬ、超厳戒の警備体制である。

 車列は空港を出て5分ほどして停車し、カレーショップに入った。ここで地元後援会メンバーが待ち受けていたのだ。


■カレーを食べながら後援会関係者と


 15分ほどしてタバコを吸いに出てきた後援会関係者に「どんな様子ですか」と声をかけたが、返ってくる言葉は少ない。ただ、「15人くらいが集まり、カレーを食べながら会食中」とは教えてくれた。

――地元では昭恵さんに出馬してほしいという声がまだ根強く残っていると聞いていますが。

「それはない、ない」

――では、お孫さんに期待したい?

「それもない、ない」


■防護カバンでがっちりガード


 それにしても驚くのは厳重すぎるほどの警護体制だ。カレーショップ周辺を10人以上のスーツ姿の警官がガードしている。何人かの手には防護カバンも。

 取材しているのは「デイリー新潮」の記者とカメラマンだけだが、ちゃんと名乗っても、気を許すことなくマンツーマンでガード。今更だが、これくらいの警護体制で安倍元首相を守ってくれていたならと思わずにはいられない。

 30分経つと、警護カバンでガードされながら昭恵さんは出てきた。そして、再びワンボックスに乗り込み、次の訪問先へと向かった。今回はこうして三日間かけて地元周りをする予定だ。

「8月3日には県知事との面会する予定です。知事は国葬後に県民葬を開く意向を示しており、それについての話し合いが持たれると思われます。同日には、自民党所属の県議会議員との会合もセットされています」(県連関係者)


■後継問題はどうなる?


 この旅程の中で一番注目されるのは、後継問題についての話し合いである。後援会の幹部らは昭恵さんが「出馬しない」と表明した後も、「昭恵さんしかいない」との考えを変えていないという。

「翻意するよう説得に入ると思われますが、果たして昭恵さんの気持ちが変わるかどうか……。後援会や県連としては、昭恵さんの意思だけでなく『安倍家』の意向も確認しておきたいところ。晋三さんの母・洋子さんは『孫を出す』と地元関係者に明かしているが、果たして本当に出てくるのか」

 これまでとはまったく違った里帰り。昭恵さんは晋三さんの生まれ故郷で何を思うのか。

デイリー新潮編集部

関連記事(外部サイト)