上皇の仮住まいを見下ろす「高級マンション」気になるお値段

上皇さまと上皇后さま、御所に黒田清子さんの荷物が残され仮住まいへのお引越し難航か

記事まとめ

  • 上皇さまと上皇后さまは退位されたのち、どのような日々をお過ごしになるのだろうか
  • 御所には黒田清子さんのお品が多くあり、ご転居は夏までずれ込む可能性もあるという
  • 上皇さまの仮住まいの旧高松宮邸に隣接するマンションは中古で8千万円〜4億円だそう

上皇の仮住まいを見下ろす「高級マンション」気になるお値段

上皇の仮住まいを見下ろす「高級マンション」気になるお値段

上皇さまと上皇后さま

 上皇さまと上皇后さまは4月30日に退位されたのち、公的なご活動からは身を引かれるとされているが、その後はどのような日々をお過ごしになるのだろうか――。

「国民の前へのお出ましは、1月2日の新年一般参賀については可能性が検討されているものの、その他はもっぱらお止めになる見通しです。ただ、これまで通り御用邸へご静養に行かれることはあるでしょう」

 さる宮内庁関係者は、こう前置きしながらも、

「上皇后さまは、5月以降にお時間ができてから足を運ばれたい“ご希望の場所”として、いくつかお名前を挙げておられます」

 と明かすのだ。

「まず、東京大空襲の犠牲者が眠る東京・両国の『東京都慰霊堂』です。毎年3月10日には秋篠宮ご夫妻が法要に出席され、両陛下も戦後50年となる95年、そして4年前に慰霊なさっているのですが、上皇后さまは『久々に訪ねたい』とのご意向です。また同じ両国にある『江戸東京博物館』や、上皇后さまとご親交があり、今年2月に100歳で亡くなった画家の堀文子さんの追悼展にも『行ってみたい』と仰っています」

 お時間の許す限り、ご覧になって頂きたい――。とはいえ、退位後もしばらく両陛下の周囲は慌ただしいままだという。


■お引越しが進まない「サーヤ」の私物


 宮内庁担当記者が言うには、

「実は、お荷物の整理が全く進んでいないのです」

 とのことで、

「両陛下はご退位まで大変お忙しく、職員がお引越しのご相談をするのも憚られる状況だったといいます。従ってご転居は早くて6月、夏までずれ込む可能性も大いにあります」

 退位後は、港区にある高輪皇族邸に移られるのだが、

「両陛下のご転居後に御所の改修が始まり、それが終わると新天皇のご一家が移られ、次は東宮御所を改修して上皇の御所『仙洞(せんとう)御所』とします。つまり両陛下のお引越しが完了しないことには、すべて先延ばしになってしまうのです」(同)

 が、肝心の荷作りにも、膨大な時間を要することになりそうで、

「海外の王室などから贈られた勲章は、とりわけ丁重に取り扱う必要があります。献上品も多く、身の回りの品々に至っては、高輪にお持ちになるか否かのご指示を両陛下から直に頂かないと、職員は動けません」(同)

 さらに、こんな事情もあるというのだ。

「御所には、今も黒田清子さんのお品が多くある。洋服や鳥類の研究関連の書籍、趣味のバードウォッチングの道具や日本舞踊で着た和服など、さまざまなお荷物が残されているそうです」(皇室ジャーナリスト)

 両陛下は3月31日、黒田家を訪れて夕食を共にされている。実はこの時も、お引越しの打ち合わせを兼ねていたといい、

「清子さんの私物だけでなく、両陛下のお荷物の整理のお手伝いも頼まれたようです。黒田さんに気を遣われ、ご夫婦がいる場でお話をされたのでしょう」(同)

 まさしく、ご一家総出の作業というわけだ。


■仮住まいを見下ろす「住友マンション


「お二人が引っ越してこられると聞いてびっくりです。“お隣さん”になることが出来て、こんなに嬉しいことはありません」

 そう話すのは、その旧高松宮邸(高輪皇族邸)に隣接する高級マンション「クラッシィハウス高輪」の住人である。

 陛下ご夫妻の仮住まいの周辺は、高級住宅街ながら昔からの寺や理髪店など、下町の風情もある。

「しかし、一歩中に入ると景観は一変します。広い庭があり、洋館が併設されている。高松宮さまは晩年、車椅子生活だったので平屋の部分だけを主にお使いだったはずですが、その平屋だけでも相当な数なので、お二人なら十分だと思います」(宮内庁関係者)

 陛下ご夫妻は、昨年数回下見に訪れたと言われている。その際、行き届いた清掃・管理ぶりを知り、あえて改修を希望されなかったという。

 が、やはり気になるのは、新しいお住まいが街中にあることだ。旧宮邸は道で隔てられ、ぐるりと高い塀に囲まれているが、1カ所だけ、ぴったりくっついているマンションがある。それが、「クラッシィハウス高輪」だ。

「このマンションは、2007年に住友商事が建てたのですが、旧宮邸の職員宿舎のあった土地を買い取ったものです。高松宮妃殿下が亡くなられた際、相続税対策のために“切り売り”されたと聞いています」(近隣の住民)

 マンションは5階建て。建設の際には、宮邸の樹木の高さを超えてはならないなどの条件が付けられたという。だが、実際には最上階のテラスからは庭が見えそうだ。せっかくお二人だけの時間が待っているというのに、これでは心穏やかではあるまい。

 そこで、先の宮内庁関係者によると、

「今からでは植樹も間に合わないので、警察の警備担当がマンションの住民に、自主的に見ないように頼むのではないでしょうか」

 ちなみに、このマンションは、中古で8千万円〜4億円。上皇・上皇后の“お隣さん”になれるのならお買い得か。

「週刊新潮」2019年5月2・9日号 掲載

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