秋篠宮家への「逆風」を止めるべく、紀子さまが動き出された! オランダ単独訪問へ

秋篠宮家への「逆風」を止めるべく、紀子さまが動き出された! オランダ単独訪問へ

紀子さま

 きたる2月23日は、令和で初めてとなる天皇誕生日。当日の一般参賀には秋篠宮ご一家もお出ましになる予定だが、一方で同月には、皇室全体の懸案である「発表」も控えている。そうした中、ご一家への“逆風”を止めるべく、紀子妃が動き出されているという。

 ***

 皇室のみならず、世間もまた固唾を呑んで見守っているのが、2月中に行われるはずの「発表」である。すなわち、結婚に関する行事が2年間延期となっている秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんが抱える問題の「重大報告」に他ならない。あらためて宮内庁担当記者が言う。

「お二人の結婚が正式に延期と決まったのが2018年2月。これを受けて昨年11月、秋篠宮さまがお誕生日に際して会見で『2月で2年。何らかの発表は必要』とのお考えを述べられました」

 現時点での眞子さまの“お気持ち”の表明となれば、2年前と同じく、宮内庁もまた何らかの見解を示さなければならない。

 ところが、秋篠宮家の事情を知る関係者によれば、

「皇嗣職をはじめ職員は、この件でまだ何も動き始めておらず、2月初旬には間に合いそうもない。やはり陛下のお誕生日を過ぎてから、時機をみて発表に踏み切るのだと思われます」

 とのことで、肝心のその“中身”はといえば、

「小室さんが依然留学中で、秋篠宮家としてコンタクトできていない状態では、結論を導くには程遠い。今回はひとまずやり過ごし、時が経つのを待つしかないのではないでしょうか」(同)

 つまりは、当面2年とされた延期期間の“再延長”を表明することになるというのだ。

「一昨年に宮内庁が示した期限は、あくまで今年末。今回は婚約取り消しや結婚容認といった結論ではなく『引き続き国民の理解を得られるよう努める』といった“中間報告”にとどまるのではとみられています」(同)

 平成から令和へと、解決の目処が立たぬまま時代を跨いだお二人の結婚問題。長らく皇室を苛んできたその一件を前に、秋篠宮家は混迷を深め、ご夫妻と眞子さまの間には大きな亀裂が入るに至った。さらには、姉宮を庇うお気持ちを表された妹の佳子さまも、時ならぬ批判にさらされてきたのだった。

 そのようなご家庭にあって、しばしばご夫妻の意見の相違が議論へと発展。宮邸で穏やかならざる大声が響き渡る日もあったことは、本誌(「週刊新潮」)で報じた通りである。宮内庁関係者が言う。

「令和の皇室、すなわち両陛下を真っ先にお支えせねばならない皇嗣家としては、甚だ心許ない状況です。まして秋篠宮家は、皇位継承権を有する男性皇族をお二方擁し、将来の皇統は悠仁さまから連なっていくことになる。小室さんの問題は膠着状態で、2月の発表が拍子抜けする内容であれば、ご一家へのマイナスイメージ払拭などできません。それもあって、とりわけ紀子妃殿下は“ならばご公務で……”と強くお考えであると拝察いたします」

 が、宮内庁きっての“ご難場”とされる秋篠宮家は、紀子妃が望まれる仕事のレベルがとてつもなく高いことで知られており、

「昨年5月に発足した皇嗣職では、侍従職や旧東宮職のような『侍従』『女官』といった呼称を用いず、身の回りのお世話をする職員は男女とも『宮務官』で統一されています。これは秋篠宮家が従来、職務の垣根を越え一丸となって仕事にあたってきた“伝統”を踏襲する、というのが表向きの理由。ですが実際には、慢性の人手不足が続く宮邸で、妃殿下が分け隔てなくスタッフを稼働させるために編み出された策なのです」(同)

 その宮務官は定員10人のところ、現在は7人。

「昨年秋にも、他省庁出身で春に配属されたばかりの女性宮務官が退職しました。その後、すぐに事務の補佐だった者が内部昇格したのです。庁内だけではなり手がおらず、今は関西の県職員を3年ほどの任期で採用するなどして人員を確保していますが、やはり妃殿下の求められるハードルが高く、職員が頻繁に入れ替わる事態が続いています」(同)


■一昨年には…


 そんな折、以下のような見出しの記事が、新年早々に報じられた。

〈紀子さま オランダ訪問へ スペインも検討 国際会議に出席〉(「読売新聞」20年1月1日)

 紀子妃は国内で「社会福祉法人恩賜財団母子愛育会」「公益財団法人結核予防会」の総裁を務められている。記事によれば7月にオランダ、また10月にはスペインで開かれる国際会議に、それぞれの団体の総裁のお立場で出席される予定だといい、

〈「皇嗣妃」という重い立場になっても、単独で海外公務に臨み、国際親善に力を入れる令和の皇室の活動を支えられる〉

〈今回は、総裁を務める団体の公務として私的訪問になる見通し〉

 などと記されていた。ちなみにこの件は、他のメディアでは全く報じられていない。

「まだ発表段階ではありませんが、実際にこの通りでプランは進んでいます」

 とは、先の宮内庁関係者。

「そもそも妃殿下は一昨年、18年10月に初めての単独海外ご訪問を果たされています。6日間にわたるご日程で、やはりオランダで結核予防の会合に出席なさった。ご帰国は10月28日。本来であれば、ちょうどその1週間後に眞子さまと小室さんとの結婚式が執り行われるはずでした」

 当時、宮内庁が正式に紀子妃のご訪問を発表したのは10月上旬だったが、

「国際会議の日程は前の年からわかっており、妃殿下は、眞子さまの挙式が予定通りに行われる前提で、単身渡航なさるお考えだったわけです。これには庁内でも『直前なのだから、眞子さまはご一緒に過ごしたいはずでは』といった声も漏れたほどです」(同)

 1990年のご結婚以来、紀子妃はひたすら上皇后さまのなさりようをお手本に皇室の一員として歩んでこられた。そのお振る舞いは時に「過剰適応」とも捉えられかねないほどで、

「結果として挙式は流れたわけですが、タイトな日程での海外ご訪問は『身内の慶事でも公務とは区別しなければ』といった妃殿下の責任感の表れであるとともに、“今後も全力で公務にあたります”という美智子さまへの決意表明、換言すればアピールだったのでは、と指摘する向きもあったのです」(同)

 オランダに続いて紀子妃は一昨年12月、タイでも母子手帳国際会議などに単身ご出席。今年の2カ国ご訪問も、これを継承する形で行われる予定なのだが、さる皇室ジャーナリストが指摘するには、

「皇族の減少が危惧される中、お立場が変わっても果たすべき務めをなさっていれば、そのお振る舞いは国民にも伝わることでしょう」

 小室さんの問題が長引いてダウンしたイメージも、あるいは回復へと向かうかもしれない――。

「週刊新潮」2020年2月6日号 掲載

関連記事(外部サイト)