「銀座」で5本の指に入る超売れっ子ママ 「コロナ感染」を隠して営業・ゴルフ

■ママの月の売上は2500万円、20%が感染のクラスター化


 3月の緊急事態宣言前まで、水商売の現場がコロナまみれであることがしばしば伝えられてきた。人の流れも戻ってきたつい先日、銀座のある老舗クラブでクラスター化が発生していた。感染したママはその事実を隠すようにして、営業にゴルフを続けていたという。関係者は「テロ行為だ」と憤っている。

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 その銀座のクラブは、安いボトルを入れても1人10万円はくだらない店だという。

「その店はオーナーの意向もあって、緊急事態宣言が解除されても再開の時期を慎重に見定めようとしていました。7月1日に再開したんですが、銀座の中でも一番遅かった方じゃないですかね」

 とは、この店の関係者。

「銀座の客は他の街と違って年齢層が高く、そのぶん、基礎疾患を抱えていらっしゃる方も少なくない。オーナー自身もそういう立場だったりしましたからね」

 夏の盛りは何事もなくやり過ごすことはできたものの、

「9月に入って、社長が店でコロナにかかりました。それなりに歳を重ねていまして、一時はICUに入るくらい重篤な状況だったということです」

「濃厚接触者がPCR検査を受けたところ7人に陽性と出ました。最終的にはその数が10数人にまで膨れ上がったんです。ホステスと従業員を合わせて70名ちょっといるので、クラスターそのものと言えるでしょう」

 陽性反応が出た中には、超売れっ子のママもいた。

「コロナ前なら月に2500万円はお店で売り上げていました。ここ最近も1500万円近くまで売り上げを取り戻してきています。彼女の取り分は50%〜60%。これに加えて毎年の契約金もあるから、超売れっ子の部類に入りますね」

■「お金のためなら何でもするって感じが出ていてイヤな思いをしました」


「そのママは陽性が出て、本人もそのことを知っていたようなんですが、隔離生活に入らなかったんです」

「周囲には内緒にしていればバレないという態度が感じられて……。で、翌日からゴルフに出かけました」

「ゴルフの後には“太い”客たちとの食事も予定されていて、楽しそうに出かけて行ったそうです」

「もちろんね、今の時代、どこでうつるのかわかりませんから、外出する場合、コロナは覚悟のうえではありますよ」

 とはいえ、

「感染したことを黙って、普段通りに振舞うっていうのはテロ行為じゃないでしょうか。店の年齢層は高いだけに生命にかかわる問題です」

「実際に、有名な会社の会長とか社長がコロナで亡くなっているという事実がありますからね」

「本人は周辺に、“保健所からの電話はゴルフに行く前日にかかっていたけれど出られなかった。知らない番号だったこともあるし”とか、“それでゴルフに行ってあれこれしている時に保健所からの電話に出て感染を知らされた”などと言っていますが、ちょっと信じられないです」

「保健所からの詐欺電話とかうるさく言われている時ですから、保健所もさすがに留守電に残すんじゃないでしょうか。本人も親しい関係の人たちには、“ゴルフ前にうつっているのはわかっていた”って漏らしてるらしいんです」

「結局そのママは、ゴルフと夜の営業を終えた後にホテルでの隔離生活に入っていきましたが、よほどそのイベントが大事だったんでしょうかね……」

「あるいは、さすがにコロナにかかっていることを知らぬ存ぜぬでは通しきれなくなったか……。それともその両方か。いずれにしても、お金のためなら何でもするって感じが出ていてイヤな思いをしました」

 すでにママは復帰し、大活躍中だという。

週刊新潮WEB取材班

2020年10月6日 掲載

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